一 ~といっても/虽说…
「~は~でも、確かに~だけれども/虽说…」
1. がんばったおかげで自分のビルが持てた。ビルといっても、3階建ての小さいものだが。
2. 今度、給料が入ったら、ごちそうするよ。ごちそうといっても、大したことはできないけどね。
二 ~というものだ/这才真正是…
「(自分の意見を一般化して言う)「私だけの意見ではない」/(并不是我个人的看法,意见)才真正是…」
例えば:
1. どうして、お姉さんだらって、我慢しなきゃならないの。妹ばかり甘やかして…。これじゃ、不公平というものだわ。
2. 自分だけではなく、相手を思いやる心を持つのが、大人というものだ。
三 ~を問わず/与…无关,不管…
「~に関係なく/与…无关,不管…」
例えば:
1. 京都は四季を問わず、観光客が多い。
2. 「店員募集をみたんですが、年齢制限はあるんですが」「いいえ、やる気さえあれば年齢を問いません。」
3. 夏の花火大会は老若男女を問わず、楽しんでいる。
四 からすると、からすれば/以…看来,根据…
「~の立場では/以…看来,根据…」
例えば:
1. 私の考え方からすると、こういう場合はやさしく慰めるよりもむしろ、冷たく突き放すほうがいいと思う。
2. 世間一般からすれば、親はあくまで子ともにやさしくしなければ親として失格だということになる。
五 さえ、でさえ/连…,甚至…
「~も、~でも/连…,甚至…」
例えば:
1. もう半年も日本にいるというのに、ひらがなさえろくにかけない人もいる。
2. このことは本人にさえ話していないのだから、絶対にもらさないように。
3. 先生でさえ分からない問題が、学生に分かるわけがない。
六 ~たとたん、~たとたんに/刚一…
「~た瞬間、「びっくり」したという気持ち/正当…的时候,刚一…(令人意想不到)」
例えば:
1. 立ち上がったとたん、腰に激しい痛みが走り、動けなくなった。
2. 友達は私の顔を見たとたん、笑い出した。髪に寝癖がついていた。
七 たび、たびに/每当…
「~する時はいつも/每当…的时候,就…」
例えば:
1. この教科書を見るたび、先生のあのすんだ瞳を懐かしく思い出す。
2. あの子は、恋をするたびにきれいになっていく。
八 だらは/净…,全…,都…
「(良くないもの)~でいっぱい/净…,全…,满…」
例えば:
1. 少しは自信があったのに、返された答案用紙は間違いだらけであった。
2. 受験に何度も失敗して、彼の純粋な心は傷だらけになってしまった。
3. 交通事故にあった被害者は血だらけであった。
九 べき、べきだ、べきではない/应该…,必须…
「~した方が良い、~しなければならない(自分の意見を主張する)/应该…,必须…(坚持自己的意见)」
例えば:
1. どんな場合でも約束は守るべきだ。
2. どんなにきれいに咲いている花もいつかは散るべき運命にある。
3. 親に反対されているのなら、その人と結婚するべきではない。
十 かねない/难免…,说不定…
「~する心配がある/难免…,说不定…」
例えば:
1. あの人は口が軽いから、秘密を他の人に言いかねない。
2. そんなことを言った、彼女は傷ついてビルの上から飛び降りかねない
十一 ことはない/用不着…
「する必要はない/用不着…,没必要…」
例えば:
1. 彼のほうが悪いんだ。きみが謝ることはない。
2. 彼女に振られたからって、泣くことはないだろう、泣くことは。
3. ただの友達なのだから、そこまですることはない。