ウコン
ウコンとは、ショウガ科の多年草。熱帯アジア原産。黄色い根茎はカレー粉の原料となるターメリックや、沢庵漬けやバターの黄色染料にし、漢方では止血・健胃薬にされる。
ウコンの語源・由来
ウコンは、漢名「欝金」の字音「ウッコン」が音変化した語。
チューリップの別名を「欝金香」というが、「欝金香」は字音のまま「ウッコンコウ」と読む。
沖縄では「ウコン」を「ウッチン」といい、「ウッチン」も「ウッコン」の音変化と考えられる。
漢名「欝金」は「鮮やかな黄色」を意味し、ウコンの学名「Curcuma(クルクマ)」も「黄色」を意味するアラビア語「kurkum」に由来する。