ガチョウ
ガチョウとは、野生のガンから作られた家禽。ヨーロッパ産のガチョウはハイイロガンを原種とし、中国・シベリア産のガチョウはサカツラガンが原種。くちばしの上にコブがある。
ガチョウの語源・由来
ガチョウは、現在では「鵞鳥」と表記されるが、古くは「鵝」の文字が用いられ、単に「鵝(ガ)」と呼ばれていた。
「鵝」は「ガガ」と鳴く声を写した「我」と「鳥」との会意と考えられるため、ガチョウの「ガ」は鳴き声が語源となる。
「ガチョウ」は「ガ」が鳥類であることを表すために「鳥(チョウ)」が加えられた呼称で、「ガチョウ」の呼び名が一般化したのは江戸時代以降である。