ぬか喜び
ぬか喜びとは、いったん喜んだ後、実はあてはずれでがっかりするような、はかない喜び。
ぬか喜びの語源・由来
ぬか喜びの「ぬか」は、玄米を精白する時に生じる種皮や胚芽の粉末の「糠」のこと。
「糠」はその形状から、近世頃より「細かい」「ちっぽけな」といった意味で用いられるようになり、「糠雨(ぬかあめ)」や「糠星(ぬかぼし)」という言葉にも使われている。
さらに、「糠」が「小さい」の意味から派生し、「はかない」「頼りない」などの意味を持つようになり、はかない喜びを「ぬか喜び」と言うようになった。