ライ麦
ライ麦とは、イネ科の一年草、または越年草。カフカス・小アジア原産。実は製粉して黒パンの材料とされ、麦芽はウォッカやウィスキー、ビールなどの原料となる。
ライ麦の語源・由来
ライ麦は明治初期に日本に導入されたもので、ライ麦の「ライ」は英語「rye」に由来する。
英語の「rye」は、それのみでも「ライ麦」を意味するが、日本語に翻訳する際、麦の一種であることをわかるように「麦」が付加され「ライ麦」となった。
「rye」の語源は古英語「ryge」に由来し、印欧基語の「wrughyo」までさかのぼることが出来るが、「wrughyo」も「ライ麦」を意味するため、大本の語源は解かっていない。