解答・解説 第1段落の春のカキの葉の描写と、第4段落の秋のカキの葉の描写を比べると、筆者のカキの葉に対する気持ちは、まるで正反対になっています。例えば、第1段落の「あの新緑の葉の色というものは明るく輝かしくて、それを眺めているわたしに、何の心の負担を与えることもない」と第4段落の「しなやかさを失った大きな葉に、わたしは心の負担を感じる」では、筆者の気持ちはまさに正反対です。そこで、第4段落を探すと、「緑の炎と感じたときの木と葉の一体感」という表現が目につきます。「緑の炎」とは、カキの葉のことです。「育とうとする力感のこもった葉のさま」を、筆者は、「木の枝の吐く緑の炎」と表現したのです。また、「吐く」ということばは、「炎」ということばと結びつきます。 従って、正解は「緑の炎」です。
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读解问题-6
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