~をよそに
意味: ~をかえりみないで?~を関係ないものとして
<「余儀なくされる」は受け身、「余儀なくさせる」は使役の内容を表す。主に文章に用いられる固い表現。>
接続: [名] + をよそに
例文: ①住民の不安をよそに、原子力発電所の建設工事が始まった。
②留学をひかえ、周囲の心配をよそに、本人はのんきに構えている。
~んがため(に)/~んがための
意味: ~しようと思ってそのために
<文語体の固い表現。>
接続: [動ーない形] + んがため
<「する」は「せんがため」となる。>
例文: ①試験に合格せんがため、この1年間努力を続けてきた。
②長年の夢を実現させんがために、留学を決意した。
③弱肉強食は生物間のバランスを保たんがてめの自然界の法則だ。
注意: 「~んがため(に)」の後ろには動詞?形容詞?副詞が、「~んがための」の後ろには名詞がくる。