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(4)辞書は、言葉の学習になくてはならないものである。自らの言葉であっても、外国語であっても、辞書を引いた経験のない者はいまい。辞書には使用されている言葉のあるがままの姿が載せられていると同時に、言葉の使用を規制する働きもある。つまり、「辞書に載っていない使い方は正しくない」とか「使ってはならない」という考え方である。しかし、実際問題として、辞書に言語活動の表現すべてを記述することは不可能である。辞書を活用することは大切だが、辞書に書いてあることを重視するあまり、言葉の自由な使用が規制される方向に向かうことは、好ましいことではない。 【問い】この文章の内容とあっているものはどれか。 1)辞書を引いた経験がない者まいるが、辞書は多くの人に使われていて特に外国語の学習には必要なものである。 2)辞書には言葉の使用を規制する働きもあるから、辞書に載っている使い方から外れないようにした方がよい。 3)辞書には言語の表現すべてが載っているわけではないから、むしろ辞書にない自由な表現を求めるのがない。 4)辞書に書いてあることを必要以上に重視して、辞書に載っていない使い方を規制しすぎることは望ましくない。 (5)日本では、2001年4月から、「家電リサイクル法」という法律が実施される。これはゴミを減らすために、家庭で不用になった家電の処理方法について決めたものである。この法律では、メーカーは販売店などを通じて集められたテレビ、エアロン、冷蔵庫、洗濯機の4種類の家電から鉄、銅、アルミ、ガラスなどを回収し、再び原材料や部品として利用することが義務つけられている。同時に、それぞれの製品について重量の何%ぐらいを再利用しなければならないかというリサイクル率の目標も表のように決められている。 表からわかるように、リサイクル率の目標はあまり高くない。その原因は、家電製品に多く使われているプラスチックがリダイクル法の対象外になったためといわれている。 図のとおり、プラスチックが製品の重量のおよそ3分の1以上を占める(A)と(B)は、リサイクル率の目標が50%となっている。特に(B)は4種類の家電製品の中でプラスチックの使われている割合が最も高い。それに対して、再利用しやすいガラスが全重量の半分以上を占めている(C)は、上記の2種類に比べ、リサイクル率の目標が少し高くなっている。また、(D)の目標の数字が最も高くなっているのは、再利用の方法が決まっている金属類が多く使われているからである。 表製品ごとのリサイクル率の目標 製品名 リサイクル率 エアコン 60% テレビ 55% 冷蔵庫 50% 洗濯機 50% 【問1】家電リサイクル法によってメーカーがしなければならないことは何か。 1)4種類の家電から指定された原材料を回収して再利用すること。 2)4種類の家電に使われている金属類の50--60%を再利用すること。 3)4種類の家電は、再利用できる原材料だけを使って製造すること。 4)4種類の家電に使われているプラスチックを回収して再利用すること。 【問2】文中の(A)(B)(C)(D)に入る製品の組み合わせはどれか。 1)A:冷蔵庫 B:洗濯機 C:テレビ D:エアコン 2)A:冷蔵庫 B:洗濯機 C:エアコン D:テレビ 3)A:洗濯機 B:冷蔵庫 C:テレビ D:エアコン 4)A:洗濯機 B:冷蔵庫 C:エアコン D:テレビ 上一页 [1] [2] [3] [4] [5] [6] 下一页 一级资料阅读 |
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