もぐらの家の天井を見上げたとき、ニックはびっくりしました。なぜって、にんじんのさきっぽが天井からたくさんつきでていたんです。
「これ、ぼくのにんじんだ 」ニックは言いました。
「ニックちゃんのにんじんだったの。ごめんなさい。にんじんがあんまりおいしそうだったから、病気のお母さんに食べさせていたのよ。」
「そうだったの。それなら、ぼくのにんじん取っていいよ。お母さん早く治るといいね。」
「ありがとう。うれしいなあ。あっ、そうだ。いま、にんじんのパイができるところだから食べてって。」それは、とってもおいしいパイでした。
「おいしーい。もぐちゃんって、お料理上手だね。」
「ありがとうニックちゃん。これからもときどき遊びに来てね。」
それからも、にんじんは、ときどき、下半分がないときもあったけれど、ニックは、なんとなくうれしい気持ちになりました。お母さんが元気になると、もぐちゃんは、ニックのにんじんでおやつを作って、ニックを待っていてくれたんですよ。
尼克看了看鼹鼠家的天花板,感到非常吃惊。因为上面垂下来很多胡萝卜的尖儿。
“原来是尼克家的胡萝卜啊。非常对不起。因为这胡萝卜太好吃,我让我患病的母亲吃了点。”
“原来是这样啊。既然如此,你以后拿我的胡萝卜也没关系。希望你妈妈能早点康复。”
“谢谢。真高兴啊。啊,对了。正巧胡萝卜馅饼快要做好了你吃完再走吧。”兔子说道,那个是非常好吃的馅饼。
“好好吃。小蘑菇真会厨艺啊。”“谢谢你尼克。以后也请经常来玩哦。”
从那以后,然后胡萝卜的下半部分有时会突然不见,但是,尼克总觉得很开心。因为小蘑菇在妈妈康复了以后,经常会用尼克的胡萝卜做成点心,等待尼克的到来呢。
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日本童话故事
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