「ニック、どうしたんだ?」
「いつもの元気はどこへいっちゃったのかしら。」
お父さんとお母さんが心配してくれているけれど、ニックはぼんやりと、
「ううん、なんでもない。」と、言うだけでした。
“尼克,你怎么了?”
“以前的精神气去哪里了。”
虽然爸爸妈妈表示了对自己的关心,但是尼克还是轻松地只说了句:
“没有,没发生什么事啦。”
もう一度野菜畑に行ってみたけれど、取れるのは半分のにんじんばかり。
「ぼくのぬき方が悪いのかなあ。」にんじんのさきっぽを、土をかきだしてさがしました。するととつぜん、ゴツン!! となにかにぶつかりました。
“难道是我拔的方法太不好的缘故吗?”尼克翻着土寻找着胡萝卜的根部。突然之间,嘣的一声好像跟什么物体撞到了似的。
「あいたたた……。なんだなんだ。」それは、木のドアでした。下のほうが土でうずもれていたので、かきだしました。そして、「トントン。」ドアをたたきました。「だれかいないのかなあ。」もう一回たたいてみました。「だれもいないよ、きっと。」ニックがあきらめたとき、「はあい。」中でかわいい声がしました。
“好痛……。到底是什么。”尼克一看原来那是一扇木门。下面的部分被泥土埋住了,尼克翻开了土,咚咚地敲了一下门。问道:“请问有人在吗?”没人回应,于是尼克再一次敲了一下门。“肯定里面没人吧。”正当尼克决定放弃的时候。听到里面传来一句很可爱的应承的声音。
ニックはドキッとしました。とびらがあき、中からかわいいもぐらの女の子が顔を出しました。
「どなた?」
「ぼ、ぼくうさぎのニック。」
「わたしはもぐらのもぐちゃんよ。」
「あの、ぼ、ぼくの、に、に、にんじん知りま……。」
「そこに立ってないで、入って入って。」
尼克突然心跳加速。门开门,里面出来一个很可爱的雌鼹鼠。
“是哪位呢?”
“我,我是兔子尼克。”
“我是鼹鼠小晏”
“请问,你知道,我,我的,胡,胡,胡萝卜哪里去了吗……。”
“别站在那里了,快进来快进来。”
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日本童话故事
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