ある日の事、村から帰ってきた良寛は、お寺の縁側の床がふくらんでいる事に気づきました。
有一天,从村里回来的良宽发现寺庙走廊的地板鼓了起来。
「おや?どうした事だ?」不思議に思った良寬が床下をのぞいてみると、なんと床下から一本の竹の子が生えていて、床を下から押しているのでした。
“哎呀?这是怎么回事?”良宽觉得不可思议,就往地板下看。原来是地板下长出一根竹笋,把地板从下面挤了出来。
「ああ、これは大変だ!」良寬は急いで物置へ行くと、のこぎりを持ってきました。
“啊啊,这可麻烦了!”良宽急忙去仓库拿来了锯。
そして、そののこぎりで竹の子を切るのかと思えば、なんと良寬は竹の子の真上の床を四角く切り抜いたのです。
然后,原以为会用那锯把竹笋锯掉,可是良宽却是把竹笋上面的地板锯掉了四个角。
「これでよし。きゅうくつな思いをさせてすまなかったね。さあ、竹の子さん。遠慮はいらんから、ずんずんと伸びなされよ」良寬とは、こんな人物だったのです。
“这样就好了。让你感觉受到了拘束不好意思啊。那么,小竹笋,不要有顾虑,茁壮地成长吧。”良宽,就是这样的一个人。
さてこの竹の子は、それからも毎日すくすくと大きくなりました。
话说那竹笋,之后一天天地飞快成长。
「がんばれ、竹の子さん」良寛は、毎日大きくなる竹の子を見て大喜びです。
“加油,小竹笋。”良宽看着日渐长大的竹笋很高兴。
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日本民间故事
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