いまの季節、暑中見舞いのはがきが職場に自宅にちらほら届く。賀状はたいてい印刷だが夏の便りは手書きが多く、読んではなごむ。わんぱく仲間だった幼なじみが、いつもながらの暑苦しい字で「涼風献上」と書いてよこしたりする
眼下的季节,暑期问候的明信片陆陆续续递送到了公司以及家里。明信片大都是印刷品,但酷夏时节的问候语多为手写,读后心情平静不少。童年时代曾经一起淘气的玩伴,一如既往得在闷热时节写下“凉风奉送”后寄来问候。
▼漢字の文化はありがたいもので、「涼」の字を眺めるだけで、ふっと体感温度が下がる気になる。梅干しを見ると唾(つば)がわくのと同じ作用だろうか。納涼、涼気、夕涼み……この一字がなかったら、日本の夏はもっと暑いに違いない
▼汉字文化着实宝贵,光看这个“凉”字,便感觉体温突然下降了。看到咸梅干就会流口水也是同样的道理吧。纳凉、凉爽、乘晚凉...要是没这个字,日本的夏天一定更加炎热。
▼物理学者寺田寅彦写过一篇叫做《凉味数题》的随笔。“凉快是瞬间的感觉,持续的话就会变成寒意了”,说的很巧妙啊。似乎日本人的五感曾经对于微微凉意敏感得多。
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