なんで公立じゃだねなんだ
公立怎么就不行?
事物:夫
妻
場面:家で夫にお茶を入れながら / 在家里,边给丈夫倒茶边聊
妻:ねえ、お父さん。清のことでちょっと相談があるんだけど。
我说,他爸,阿清的事想和你商量一下。
夫:うん。
嗯。
妻:あの子ね、来年、中学生でしょ。それで、私立に入れたらと思うんだけど。
这孩子,明年该上中学了,我想啊,让他上私立学校。
夫:私立?うちにそんな余裕あるのか。何で公立じゃだめなんだ。
私立?咱家有那么富裕吗?公立怎么就不行?
妻:だって、清が公立に行くのはいやだって。丸刈りにされたくないらしいの。
你听我说呀!阿清说他不愿去公立学校。他不愿意剃光头。
夫:そんな、たった3年辛抱じゃないか。それに坊主頭のどこが悪い。
不就坚持3年的事吗?而且光头有什么不好?
妻:丸刈りだけじゃなくって、公立は校則がいちいち細かいところまで厳しいでしょ?
不只是光头,公立学校的校规多严啊!
夫:校則なんて私立にもあるだろ。
校规嘛,私立又不是没有。
妻:でも私立は公立なんかよりずっとましよ。高校は公立に行かせるとして、せめて中学だけでも私立に行かせてあげましょうよ。
可私立比公立好多了,高中咱让他上公立,至少就中学阶段,让他上私立吧!
夫:あいつはそんなに丸刈りがいやなのか。
这孩子就那么讨厌短头发?
妻:ええ、もう、絶対いやだって。むりやり公立に行かせたとしても、登校拒否になったり、ぐれたりするのが落ちですよ。
嗯,他说了,说什么也不干。咱就是硬给他送进了公立学校,要是逃学、学坏了可就糟了。
夫:そうか、そんなにいやがってるのか。でも金はどうするんだ?
是吗?他那么不愿意呀。可是钱怎么办呢?
妻:そんなの、私がパートでもなんでもやって、どうにかしますよ。
钱嘛,我去做点小时工什么的,想法子解决嘛。
夫:私立ねえ。とりあえず考えさせてくれ。今すぐには決められん。
私立----,你让我想想再说,现在马上定不了。
単語
公立(こうりつ):(名)公立
清(きよし):(人名)清
私立(しりつ):(名)私立
余裕(よゆう):(名)富裕,从容
丸刈り(まるがり):(名)秃头,光头
坊主頭(ぼうずあたま):(名)秃子,秃头,光头
校則(こうそく):(名)校规
まし:(形动)强,胜过
せめて:(副)哪怕是,至少,最低
無理やり(むりやり):(副)硬,强迫,强逼
登校拒否(とうこうきょひ):(名)逃学
ぐれる:(自一)学坏,堕落
落ち(おち):(名)不好的结局,下场
パート:(名)小时工,计时工
音声と言葉の解説
(1)ねえ、お父さん
日本家庭成员的称呼一般由最小一辈决定。如一对夫妇,没有孩子时互称名字,有了孩子,互称「お父さん / お母さん」,有了孙子,则互称对方为「お爺ちゃん / お婆ちゃん」。对父母也是如此,自己没有孩子时称「お父さん / お母さん」,有了孩子,也跟着孩子一起叫「お爺ちゃん / お婆ちゃん」。
(2)それに坊主頭のどこが悪い
这是一个“反语”句,意思是「坊主頭のどこも悪くない」。句尾读下降调。
(3)校則なんて私立にもあるだろ
句尾读上升调或下降调均可。读上升调时的语气较强。
(4)高校は公立に行かせるとして
「動詞(助動詞)終止形+とする」表示“假设”。例如:
* 来年派遣するとしても、そのための準備は今からしなければならないでしょう。 假使明年派遣,准备工作也要现在就着手做才行。
* 仮に私が当時現場にいたとしても、どうしようもなかったと思うよ。 假使我当时在现场,恐怕也没有办法。
* 主人公がそのとき彼女に会えたとする。すると、どういう結果になったのでしょう。 假使主人公那时见着她了,那么,又会是什么结果呢?
(5)せめて中学だけでも私立に行かせてあげましょうよ
副词「せめて」表示“最低愿望”。例如:
* せめてあの人の半分の才能でもあればねえ。 我哪怕要有那个人一半的才气呢。
* せめて一月でも練習の時間があれば、こうはならなかっただろうに。 哪怕有一个月的练习时间呢,也不至于是这样的结果。
(6)登校拒否になったり、ぐれたりするのが落ちですよ。
「落ち」在这里是“(可以预计见到的)不好的结果(下场)”的用法。多彩用「---のが落ちだ」的形式。例如:
* 結局はこうなるのが落ちだ。 最后落得个这样的下场。
* 無理をしてもどうせ失敗するのが落ちだよ。 勉强去做,也只能落个失败的下场。
(7)でもお金どうするんだ
句尾读上升调或下降调均可。下降调时语气较强。
(8)私がパートでもなんでもやって、どうにかしますよ
「パートでもなんでも」中的「なんでも」是加强前面的「パートでも」语气的用法,意思“小时工什么的”。
「どうにかします」意思与「なんとかします」相同,相当于汉语的“想办法解决”。
(9)今すぐには決められん
「決められん」是「決められぬ(決められない)」的口语音变形,一般只用于男性,语气简慢。