再び、前々回に始まったセイディとターニャの会話に戻ります。セイディはジミーとの電話を切手、ターニャが待つリビングルームへ戻ります。二人は電話について簡単に話しますが、その会話はテレビニュースで中断されます。ダウンタウンへ向かう橋の一つでの事故があったというのです。リポートによると、幸い、重傷者はいないようです。しかし、ターニャは交通状況を心配し、このため早めに出発することにします。通常の交通情報で耳になさるであろう、ニュースのダイアログには、多くの表現が使われています。「you would here →you would hear?」言葉は、非常にはっきりしていて、飾り気がない感じですが、ほとんどのニュース番組では大抵こんな感じです。ニュースを見て英語の練習をしていれば、このダイアログで使われている言葉をいくつか聞き取れるでしょう。
事故
Tanya: ジミーだったの?
Sadie: うん。.
Tanya: そう、何だって?
Sadie: あなたと同じようなこと。調子はどうかってことと、本気で辞めるのか知りたがってた。
Tanya: 何て言ったの?
Sadie: え、あなた聞いたでしょ、ターニャ?イエスって言ったわ。
Tanya: ちょっと確かめただけよ。事情がわかれば、違ってくるだろうから。だって、あなたと私とデイブとジミー、この4年間ずっと一緒に働いてきたでしょ。
Sadie: 遅かれ早かれこの日が来るってことはわかってたでしょ、ターニャ。私、永遠にあそこで働き続けるつもりはなかったんだから。
Tanya: わかってるわ。誰もそんなつもりないわよ。ただ、もう少し長く一緒にいられると思っていたわ。
Sadie: ターニャ、もう二度と会わないって訳じゃないのよ。私たちはずっと友達よ。それに、落ち着いたら、職探しを…何を見てるの?(ターニャはテレビを凝視している)
News Reporter: ご覧のとおり、この玉突き事故は橋の東側に集中していますが、事故の性質上、交通は双方向とも滞っています。警察とレスキュー隊は、現場の復旧に最善を尽くしていますが、平常の状態に戻るまでにはまだしばらくかかる見込みです。
News Anchor: それでは、ダン、この時点では事故の詳細は不明だということですね?
News Reporter: そうですね、まだ復旧作業の最中なので、レスキュー隊はまだどのような声明も発表していません。しかし、一台のタクシーが操作を誤って、一時的に対向車線に飛び出し、欄干に衝突したもようです。それが原因で、玉突き事故が起きたようですが、それ以上の細かい点は不明です。幸い、私が受けた報告によれば、重傷者は出ておらず、けがをした方々は現在治療中だそうです…
Tanya: うっそ~!あれ、フロント?ストリート?ブリッジだわ。大変だ、相当時間がかかっちゃうわ、これからダウンタウンに戻るのに。ごめんね、セイディ、もう行かなきゃ、さもなきゃ遅刻だわ。また明日寄るわね。コーヒーか何か飲みましょ。
Sadie: わかったわ。気を付けてね、ターニャ。