人の話に関心を示すとき、どう言いますか?
基礎編
保育所の帰り道で。
友人:小野さん!
アンナ:あ、こんにちは。久しぶりですね。
友人:ほんと。ずっとパパがお迎えに来てたから。
アンナ:ああ、そうでしたね。
友人:ええ。うちのおばあちゃんがね、入院しちゃってね。
アンナ:え、そうだったんですか。それは大変ですね。**********友人:ねえ。いろいろあるわね。
重要表現 それは大変ですね。**********相手の負担について共感を示す表現です。
ポイント——人の話にもっと具体的に関心を示して、話を発展させるときの表現を覚えましょう。
応用編 パート先で。
アンナ:おはようございまーす!
同僚:あ、おはようございます。
アンナ:佐藤さん、なんか元気ないですねえ。
同僚:うーん、今朝まいっちゃった。
お客さんにコーヒーこぼしちゃったの。
アンナ:えー、そうなんですか。それは大変でしたね。
で、どうしたんですか?**********同僚:うん、上着汚しちゃってね。そこのクリーニング屋さんに急いで持ってったの。あーあ、失敗、失敗。
アンナ:そうだったんですか。大変でしたねえ。
重要表現 (1)それは大変でしたね。
(2)で、どうしたんですか?**********
相手の過去の話を聞いて共感を示し、その後の話の展開に関心を示すときの表現です(1)相手が負担を感じた過去の話について、共感を示す表現です。
(2)「で」は「それで」の口語の表現です。相手から聞いた話の後の展開に関心を示すときの表現です。
コラム「食器」
和食器と呼ばれる日本の食器の使用習慣には、いくつか興味深い特徴があります。まず、毎食ごとに使用する器(ご飯茶碗、汁碗、湯のみ茶碗)と箸は、それぞれ自分専用のものが決められているのが一般的です。これらの基本的な食器は、家族一人ひとりの図柄が異なり、家族全員が同じ柄で統一されていることは少ないです。また、夫婦(ふうふ)の場合は、夫婦(めおと)茶碗、夫婦(めおと)箸というものもあり、これらは図柄が同じで夫用が妻用より大きく作られているのが一般てきです。
皿や小鉢など、おかずを入れるものには、五角形や三角形などのいろいろな形や図柄がありますが、洋食器のように同じ柄ですべてを統一して揃えるというようなことはなく、器と料理のバランス、テーブルの上のほかの器の色と形のバランスを見て、多種類を使い分けます。
買うときは、単品で買えるものとセットで買うものとがありますが、セットの場合は5つが一つの単位です。