您现在的位置: 贯通日本 >> 学习 >> 日语童话故事 >> 正文

日语童话故事精选:夜莺

作者:来源  来源:日语学习网   更新:2015-8-28 11:22:45  点击:  切换到繁體中文

 

昔々、中国の王さまのもとに、遠い国から一冊の本が送られてきました。


そこには、「中国の王さまの御殿は、世界一すばらしい。でも、本当に一番すばらしいのは、そのお庭のナイチンゲールの声。」と、書かれてありました。


「わしの庭に住んでいるらしいナイチンゲールとやらを、今夜中に探してまいれ。」


大臣と家来たちはご殿中探しましたが、どこにいるのかわかりません。


困っていると、台所で働く小さい娘が「その鳥なら、毎晩、病気の母さんに食べ物を届けに行くとき、森の中でいい声で歌ってくれるわ。」と言いました。


みんなは、娘を先頭にぞろぞろと森へ出掛けました。


森の奥から、鈴を振るような、きれいな歌声が響いてきます。


「しっ、あれがナイチンゲールよ。」


娘は、枝にとまっている灰色の小鳥に言いました。


「王さまに、あなたの歌を聞かせてあげて。」


娘の頼みを聞いて、ナイチンゲールは、その晩、王さまのご殿にやってきました。


ナイチンゲールは王さまの前で歌いました。


王さまははらはらと涙をこぼして言いました。


「なんてすばらしいのだ。どうか、いつまでもわしのそばにいてくれ。」


その日から、ナイチンゲールはりっぱな鳥かごをいただいて、ご殿で暮らすようになりました。


さて、ナイチンゲールがやっとご殿の暮らしに慣れたころ、遠い国から王さまへ贈り物が届きました。


それはダイヤモンドとルビーで飾られた美しい金のウグイスで、ネジを巻くと尾を振って、それは見事に歌うのでした。


「金の鶯がいれは、わしは、なにもいらぬ。」


その王さまの言葉を聞くと、ナイチンゲールは窓からそっと飛び立って、森へ帰って行きました。


そうして、一年たちました。


ある晩、金のう鶯はブルルル、と言ったきり、動かなくなってしまいました。


王さまは医者や時計屋を呼んで、なんとか金の鶯を歌わせようとしましたが、むだでした。


心棒の折れた鶯を、元のように歌わせることなど、だれにもできなかったのです。


それから、五年たちました。


王さまは、重い病気にかかり、だれもが王さまはもう助かるまいと思っていました。


新しい王さまも決まり、大臣や家来たちは、新しい王さまのあとばかり追いかけて歩いていました。


「頼む。もう一度歌ってくれ。金のウグイスよ。」


病気の王さまはペッドの中で涙をこぼしました。


そのとき突然、鈴を振るような歌声が窓のそばで響きました。


歌っているのは、森のナイチンゲールです。


王さまが苦しんでいることを知って、慰めにきたのです。


ナイチンゲールの声を聞いているうちに王様の体に力がわいてきました。


ナイチンゲールは声をかぎりに歌いました。


(もう一度、お元気になって。王さま。)


その晩、王さまはグッスリト眠り、新しい朝が来たときには、青ざめていた冷たい頬は、ばら色に輝いていました。


「ありがとう、ナイチンゲールよ。これからも、たびたび飛んできて、わたしを励ましておくれ。」


ナイチンゲールが森へ飛んでいったあと、家来たちが部屋へ入ってきました。


家来たちは、てっきり王さまが亡くなったものと思って見に来たのです。


元気になった王さまは、ビックリする家来たちをジロリと見回して、


「おはよう、みなの者。」と、言ったのです。



 

文章录入:贯通日本语    责任编辑:贯通日本语 

  • 上一篇文章:

  • 下一篇文章:
  •  
     
     
    网友评论:(只显示最新10条。评论内容只代表网友观点,与本站立场无关!)
     

    中秋佳节月儿圆 这些日语称呼你

    【里约奥运会预热】奥运会比赛

    【盘点】日语中那些“鲜为人知

    各种和式点心的日文说法(中日

    【帽子日】盘点各种帽子的日语

    中国传统民俗“红盖头”日语释

    广告

    广告