开战十年 后患无穷
リーダーは心して選びたい。イラク戦争から10年の節目に思うのは、一国の指導者の覚悟と責任だ。米軍4487人、イラクの民間人12万人。どちらかの大統領が別人ならば、消えずにすんだかもしれない命である
选举领导人希望态度慎重。值此伊拉克战争10周年之际我所想到的是一国领袖的悟性与责任。4487名美军,12万伊拉克百姓,无论任何一方的总统若是其他人的话,也许这些生命并不用消失。
イラクでは今も、市民が爆弾テロに倒れている。独裁者とその一味を退治する代償としては重すぎる。あの戦争で巨額の財政負担を抱えた米国は、内向きに転じ、中国の台頭を早めることにもなった
直到今天,在伊拉克仍有市民倒在恐怖主义的炸弹底下。作为消灭独裁者及其同伙的代价,这未免过于沉重。因为那场战争而承受着巨额财政负担的美国转而将目标指向内部调整,这也加快了中国的崛起。
イラクが大量破壊兵器を隠し持つという前提が、そもそも虚構だった。だが、当時の小泉首相は即座に開戦を支持した。官房長官だった福田康夫氏は「我々も、情報は特別にあるわけじゃない。それが最大の問題だった」と語る
伊拉克隐藏着大杀伤性武器的前提原本就是个虚构,然而,当时的小泉首相立刻对开战给予了支持。时任官房长官的福田康夫说,“我们也没有特别的信息来源,这是最大的问题。”
「小泉首相独特の政治判断というか、どうせ支持するなら早くしたほうが日本をたくさん売れる、という気持ちがあったんじゃないかな」。日本は対米追従にとらわれ、大義なき戦争に加担してしまった
“也不知该不该说这是小泉首相独特的政治判断。说到底总是要支持的话,倒不如早出手的好,这样能让日本更多地标榜自己。我想或许有这种想法吧。”最终日本被绑在了追随美国的战车上,参与了这场缺失大义的战争。
米国の同盟国でも、ドイツやフランス、カナダは開戦に反対した。わが国に欠けていたのは、情報より外交そのものだと思う。国際協調を軸に、あまねく目配りの利いた自主の外交である。どこで間違えたのか、日本はどれほど「売れた」のか、小泉氏自身が語る時だろう
美国的同盟国中,德国、法国以及加拿大则反对开战。我认为我国所欠缺的并非信息而是外交,以国际协调为基轴,眼观八方的自主外交。在什么地方做错了?日本又“标榜了”些什么?现在或许已到了小泉自身谈一谈的时候了。
「良い戦争と悪い平和は、あったためしがない」。アメリカ建国の父の一人、B・フランクリンの至言である。あの戦争が正しかったと言い張る人は、100ドル札の彼に対面してもらいたい。笑ってはいないはずだ。
“所谓好的战争和外的和平,其实并无此先例。”这是被称为美利坚建国之父的B・法兰克林的一句名言。如果有哪一位自豪地说那场战争是正确的,那就请看一看100美元纸币上的他吧,他一定不会笑。