废除核电 利大于弊
一線を退いても、有名政治家の発言はなにかと思惑がらみで受け取られがちだ。首相経験者ともなれば、いろいろ詮索されるのは仕方がない。しかし、今回はまず、その中身にきちんと耳を傾けてみたい
即便从第一线退下,可不知是什么原因,一些知名政治家的发言还是容易被人接受,虽然人们对此仍心存疑虑。倘若是一位担任过首相的人,没办法那就更容易成为人们各种咨询的对象。然而,这一次非同寻常,希望更细心地倾听其中的内容。
小泉純一郎元首相の「原発ゼロ」発言である。1日の名古屋での講演でも訴えた。将来のゼロはいいが今はだめだという議論に対し、「早く方針を出した方が企業も国民もゼロに向かって準備もできる、努力もできる、研究もできる」と
这就是小泉纯一郎原首相有关“零核电”的发言。是本月1日在名古屋的一场演讲中提出的主张。针对零核电将来可以,现在则不行的争论,他说道,“尽早提出方针,无论是企业还是国民就能够做好走向零核电准备,能够为此而努力,也能够进行研究。”
首相時代はきれいで安いエネルギーだと信じていたが、東日本大震災で疑問を抱いたという。確かに直後の11年5月には、原発の安全性を信じたのは「過ち」だったと語っている。確信を深めたのは、この8月のフィンランド視察だったようだ
他还说,在他当首相的时代还深信不疑地认为这是一种洁净的廉价的能源,可是经过了东日本大地震便开始产生了疑问。准确地说是在灾后不久的2011年5月就明确地谈到相信核电站安全性是一个“错误”。加深这一确信的是今年8月的芬兰考察。
「オンカロ」という施設を見た。原発ゴミの高レベル放射性廃棄物を地下に埋めて最終処分する場だ。「トイレなきマンション」にトイレができるか、世界初の試みである。しかし、ここに埋めても放射能がほぼ消えるまで10万年かかる
一行人参观了一个叫“ONKALO(隐藏的洞穴)”的设施。这是一个将核电站垃圾高辐射废弃物掩埋在地下并进行最后处理的地方,是全世界的首次尝试。真不知道在一个“未设置厕所的公寓里”能不能建造出厕所來?然而,即便掩埋在了这里也要花费10万年的时间才能使这些核辐射基本消失。
施設がそれだけの長期間もつのか。そもそも数万年後に人類はどうなっているのか。今と同じ言葉や文字を使っている保証はなにもない。彼らに危険物だということをどう伝えるのか。ほとんどSFの世界の話である。小泉氏は考え込んだだろう
真不知道这一设施能不能够维持这么长久的时间。再说了,数万年之后人类将会是一种什么状况?就连是否仍然使用着今天的语言及文字都不能保证。那又如何向他们传达这是危险物的信息呢?几乎就是个SF世界的故事。这或许就是小泉先生挥之不去的疑虑吧。
講演では経済界の原発推進論に反論した。「ゼロは無責任というが、処分場のあてもないのに進める方がよほど無責任だ」。筋が通っている。正気に返るべきなのだ。
演讲也对经济界的核电推进论进行了反驳,“都说零核电是一个不负责任的主张,但是我认为,连处理场所都无法确定,却一味地鼓吹维核的主张则更加不负责任!”正是条理清晰合情合理。是恢复理智的时候了。