人に確認するとき、どう言いますか?
基礎編
自宅で
夫の同僚が婚約者を連れてきている。
夫:ほんとによかったなあ。だから言っただろ?
うまくいきそうな予感がするって。
同僚:いやあ…、お母さんのおかげです。
しゅうとめ:いえいえ、あたしもうれしいわ。
(時計を見る。6時半)
ねえ、アンナさん、お寿司遅いわねえ。
アンナ:そうですねえ。電話してみましょうか。
アンナ:あ、もしもし、よし寿司さんですか。
桜ヶ丘の小野ですが、今日の6時で出前お願いしたはずなんですが、まだでしょうか。
あ、そうですが、わかりました。どうも。
アンナ:(しゅうとめに)もう出たそうです。
(客に)すいません、お待たせして。
同僚:いえ、とんでもない。
重要表現
(1)今日の6時で出前お願いしたはずなんですが、
(2)まだでしょうか。
(1)「(動詞の過去の形)+はずなんですが」は、既に伝えたことが伝わっていない可能性があるとおもったとき、「既にこう伝えた」と相手に柔らかく確認する表現です。
「6時で」は「6時ということで」と伝えて約束した時間を確認する表現です。「出前お願いした」は「出前(自宅まで料理を持ってきてもらうこと)をお願いした」の「を」を省略した口語の表現です。
(2)は相手を急がせたいときの言い方です。
ポイント
目上の人や関係の遠い人にもっと丁寧に確認するときの表現を
覚えましょう。
応用編
ポート先で。
「本日貸切」の札がドアにはってある。
アンナ:サラダ、だしていいですか?
店長:そうだね、出しとくか。
(時計を見て)それにしても、遅いなあ。
ねえ、ほんとに今日で間違いない?
アンナ:ええ、間違いないはずなんですが…。
電話で確認してみます。
店長:お願い。
アンナ:はい。あ、もしもし、杉沢商事さんですか。
レストランけやきですが、いつもありがとうございます。
あの、ちょっと確認させていただきたいんですが、
ご予約は本日12時に8名様ということでしたでしょうか。
はい、はい…。あ、そうですか。ではお待ちしております。
店長、式典が長引いてるんですって。これからみえるそうです。
店長:はい、了解!じゃ、焼き始まるよ。手伝って。
重要表現
(1)あの、ちょっと確認させていただきたいんですが、
(2)ご予約は本日12時に8名様ということでしたでしょうか。
(1)は、目上の人やあまり親しくない人に、確認したい情報があることを丁寧に伝える表現で、相手に聞く準備を促します。
(2)「~ということでしょうか」は、すでに得ている情報が違っている可能性がある場合、確認するときの情報です。予約の日や時間、人数は、「ご予約(相手の予約)」「本日(今日の丁寧な表現)」「8名様(8人の丁寧な表現)」などのように客に対する敬語表現を使います。
コラム
「言葉の代わりの身ぶり手ぶり」
身ぶり手ぶりは、国や文化によってずいぶん意味が違いますね。日本にもいろいろなジェスチャーがありますが、今回は、言いにくいことを言葉で表すことを避けて、手ぶりで表すものを取り上げてみましょう。
まず、両手の人指し指を両耳の上で立てて「(あの人は)今これ」と言うと、話題の人が怒っているということを表します。たとえば夫婦げんかの後や会社で上司の機嫌が悪いときなどに使われます。
また、両手の人指し指を胸の前で、刀でチャンバラをするように交互に合わせて「(あの人とあの人は)今これ」と言うと、話題の2にがけんかをして仲が悪い状態を表します。
一方、握りこぶしにした片手を、親指の方を鼻に向けて鼻の前に置いて「(あの人は)これ」と言うと、話題の人は「天狗だ」ということを意味します。「天狗」というのは、自分のことを自慢して自分を偉いと思っている傲慢な人のことを指します。
以上は、話題の人のことについて、口では言いにくいことを表現しますが、人を誘う場合などにも使われます。たとえば、会社の同僚に、首のあたりで、親指と人指し指で小さい杯をもって飲む手ぶりをしながら「田中さ、どう?」と言うと、田中さんに「会社の帰りにお酒を一緒に飲みませんか?」と誘っていることを意味します。
(责任编辑:何佩琦)
更多内容请关注》》新东方网日语频道
我要报班 》》点击进入