不积跬步无以至千里,阅读训练不仅提高语言能力,还能学到日本的文化,是学习中必不可少的一个环节。
狭くて広い和室
日本は狭くて、土地が高いので、小さい住まいが普通です。たいていの日本の家には、洋間と和室があります。洋間が好きな人もいるし和室の方が住みやすいという人もいます。世代と好みによります。
同じ広さの洋間と和室を比べてみると、和室の方がいろいろな使い方ができるので、便利です。洋間はテーブルやソファー、ベッドなどの家具が場所をとるので、狭い部屋が、ますます狭くなります。
けれども和室では、ベッドの代わりに布団、いすの代わりに座布団を使います。テーブルも短い足の、低いテーブルを使います。そして、布団や座布団は、押入れにしまいますから、和室は広く、いろいろに使うことができて大変便利です。一つの和室が、食堂、居間、客間、書斎,寝室などになります。たたみに座るので、天井が高く感じられます。低いテーブルも簡単に動かしたり、片づけるたりできます。洋間にいすが三つしかない時は、3人しか座れませんが、和室では5人でも10人でも座れます。家中が集まったり、お客さんがたくさん来たりしても大丈夫です。和室が二つか三つある時は、障子やふすまをはずせば、すぐに2倍、3倍の大きな部屋になります。このように和室は、狭くても、即座に、広くなったり、いろいろな部屋に変わったりするので、洋間より便利で経済的です。
最近は洋間でも小さい個室が三つあるより、大きな一部屋を多目的に家中で使う方が便利だと考える人増えています。広くて自由に使える和室にいつも家族が集まれば、家族の交流が自然に多くなって、すばらしいと思います。狭くて広い「変身上手」な和室は狭い日本にピッタリです。
注釈:
好み(このみ)「名」爱好,喜好
押入れ(おしいれ)「名」日本式的壁橱
片づける(かたづける)「他下一」收拾,拾掇
家中(かちゅう)「名」全家人
即座(そくざ)「名」马上,立即,当场
ピッタリ「副・自サ」恰好,正合适,相称
問題:
本文の内容と一致しているものはどれですか。
1、日本人の家は全部和室です。
2、日本人はみんな洋間がすきです。
3、世代と好みによって、和室と洋間に対する見方が違います。
4、和室は狭く感じます。
和室が洋間より便利で経済的である理由としてふさわしくないものは、どれですか。
1、障子やふすまをはずせば、大きな部屋になるからです。
2、座る人数が自然と決められるからです。
3、使うテーブルが低く、簡単に動かせるからです。
4、家族の交流が自然に多くなるからです。
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