不积跬步无以至千里,阅读训练不仅提高语言能力,还能学到日本的文化,是学习中必不可少的一个环节。
心のやすらぎ
「心のやすらぎ」というのは魅力のある言葉です。心の安らぐ場所、心の安らぎを与えてくれる人、①それらを誰しも求めているのではないでしょうか。その場合に居るだけで何かほっとした気持ちになる、あるいは、その人の傍に居ると別に何を話すとか何もないのだが、心がやすらいでくるということがあります。このような場所とか人とかを持っていると、その人はどんなにか幸福でしょう。
「やすらぎ」ということを人々が強く求めるのは、日常生活にいかにそれが少ないかを意味しています。今日、「忙しい」を連発して生きている人がほとんどではないでしょうか。そんなことはない、老人たちは何にもすることなく生きているではないか、と言う人もあるでしょう。問題は、その老人たちは、その忙しくない生活のなかで「やすらぎ」を感じているでしょうか、ということです。ここに人生の面白さがあります。忙しすぎてやすらぎがない、という人がある反面、何もすることがなくてやすらぎがない人も結構存在するのです。従って、ともかく人間というものは、仕事せずにいればやすらぐとか、暇になればやすらぐなどという単純なものでないことが分かります。
注釈:
やすらぎ「名」安闲,安乐
魅力(みりょく)「名」魅力
連発(れんぱつ)「名・自他サ」连发,连续发出
従って(したがって)「接续」因而,从而。
問題:
①「それらを誰しも求めているのではないでしょうか。」というのは、ここではどういう意味ですか。
1、誰が求めているのかということ。
2、誰もが求めているのではないということ
3、誰かが求めているということ。
4、誰もが求めているということ。
人間はどのような時にやすらぐことができますか。
1、その場所にいるだけで何かほっとした気持ちになる時
2、忙しい時
3、暇な時
4、仕事をしている時
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