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(中日对照)日本古典文学的最高峰

作者:居然是  来源:weilan.com.cn   更新:2015-4-12 20:32:44  点击:  切换到繁體中文

 

日本古典文学的最高峰《源氏物语》


世界が驚いた!作者は11世紀の女性 让世界震惊!作者是11世纪的女性


『源氏物語』は、平安時代中期に書かれた日本最古の長編小説です。当時は物語の作者が署名するという習慣がないので、紫式部が作者であるという決定的な物証は、実はありません。しかし『紫式部日記』の記述などにより、彼女が作者であることがほぼ定説となっています。 《源氏物语》写于平安时代中期,是日本最早的长篇小说。当时,写故事的作者没有署名的习惯,所以能够确定紫式部就是作者的决定性物证其实并不存在。但是,根据《紫式部日记》的记载,紫式部就是《源氏物语》的作者一说几乎已成定论。


英訳本が出版された20世紀の初め、世界の人々が驚いたのは、11世紀初頭の女性が長編物語を書いたという点です。同じ時期のヨーロッパでは、女性がこれほど大部の小説を書くことなど考えられませんでした。源氏物語は漢文の引用も多く、それだけの教養のある女性がその時代の日本にいたことが、彼らを驚かせたのです。 20世纪初期《源氏物语》英译本出版,全世界都震惊了,这本长篇巨著的作者居然是11世纪初期的女性。在同一时期的欧洲,无法想象女性会写出这样大部头的小说。源氏物语中引用了很多古汉语,在那个时代的日本能有如此文学教养的女性存在,的确让人十分惊讶。


共感を呼ぶリアリティ 能唤起共鸣的现实感


源氏物語の特徴は、「リアリティ」です。源氏物語より昔に書かれた作品に『竹取物語』や『うつほ物語』などがありますが、いずれも月世界のお姫様や天人が登場するおとぎ話です。源氏物語はそういうファンタジーの要素をなるべく排除して、リアリティに富んだ世界を創り出しています。 源氏物语的特征便是“现实感”。《竹取物语》、《宇津保物语》等作品虽然早于《源氏物语》,但皆是出现一些从月亮上来的公主或是天仙等神话传说。源氏物语尽量排除了这样的幻想要素,创造出一个充满现实感的世界。


主人公の光源氏と、彼を取り巻く多くの登場人物一人ひとりの性格や感情が、非常に繊細に表現されていることも、たくさんの読者の共感を呼んだ要因の一つです。読者は登場人物の誰かに自分の心情を重ねることができます。波瀾万丈の恋物語がどれも必然性をもって書かれており、美しい自然描写とあいまって胸に響くのでしょう。 主人公光源氏及与他纠葛不休的登场人物,每一个人的性格、感情都用非常细致的方式表现出来,这是唤起大多数读者共鸣的重要因素之一。读者能够与书中的某一角色产生心灵上的共振,波澜万丈的恋爱故事也有其必然的情节发展,加之美丽的自然景物描写与其相辉映、摄人心魄。


紫式部は天才か 紫式部是天才吧


源氏物語は、「前例のないところから突然生まれた傑作で、紫式部は奇跡を起こした天才」と言われた時代がありました。しかし紫式部以前にも女性が仮名で書いた作品はあります。例えば『蜻蛉日記』は、ある女性が自分の結婚生活を記したものです。夫の浮気に悩まされたことなど細かな心理描写がされており、紫式部も手本にしたと考えられています。それらを取り入れて昇華させたのが源氏物語なのです。紫式部が天才と呼ばれるゆえんは、千年前の文学が21世紀のいま読んでも素晴らしいところにあると言えるでしょう。 有一时期,源氏物语曾被誉为“史无前例的空降杰作,紫式部是掀起奇迹的天才作家”。然而,紫式部之前也有女性匿名撰写的作品。例如《蜻蜓日记》,就是某位女性对自己婚姻生活的写照,文章非常细致地描写了对丈夫的出轨十分烦恼的女性心理,紫式部或许就曾将其作为范本进行考量。一点一滴积累起来的经验的升华,才有了源氏物语的诞生。紫式部之所以被称为天才,应该是因为其千年前的文学作品在21世纪的今天依然具有价值,精彩绝伦且毫不逊色吧!



 

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