演歌
演歌とは、日本的な歌謡曲一般。哀愁を帯びたメロディーと小節(こぶし)のきいた歌い方が特徴的。
演歌の語源・由来
演歌は、明治初期の自由民権運動の高揚期、演説の取締りが厳しくなったため、演説の代わりに歌の形で街頭演説したことから、「演歌」という言葉は生まれた。
やがて、街頭でバイオリンの弾きながら演歌を歌い、歌の本を売る者を「演歌師」と呼ぶようになり、政治風刺を目的としていた演歌は大道芸化して、「艶歌」とも称するようになった。
昭和に入り、酒や海、義理人情や男女の情感などをテーマにして、演歌は歌われるようになった。