好色とは、異性に対して淫らな気持ちを抱くこと。
好色の語源は、漢語「好色」で、「美しく好ましい色」という意味、「そのような色を好む」という意味であった。ここでの「色(いろ)」とは外見のことをさす。日本では、異性間の交情を好むことを表す言葉として用いられ、和語の「色好み」と同様の意味を持つ漢語して扱われた。平安時代には、男女が好んで情を通わせることを美質と考えられていたため、好色は良い意味で用いられた言葉だが、次第に異性関係を淫らなことと考えられるようになり、好色も批判的な意味で使われるようになった。
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