序の口
序の口とは、相撲の番付で一番下に記される位。序二段の下。また、その地位の力士。物事がはじまったばかりのところ。相撲では「序ノ口」と表記し、始まったばかりを意味する時は「序の口」と表記することが多い。
序の口の語源・由来
序ノ口は番付に初めて記される位なので、「上り口」という意味から古くは「上ノ口」と表記されていた。
「上ノ口」が「序ノ口」と表記されるようになったのは、「序」には「序盤」などのように物事の初めや最初の意味があるからだが、一番下の位であるのに「上」と書かれる意味が解り辛かったのも理由のひとつであろう。
物事がはじまったばかりを意味する「序の口」は、相撲の「序ノ口」に由来する。