ベーコンの語源・由来
ベーコンは、英語「bacon」からの外来語。
「bacon」の語源は、ゲルマン祖語で「背」「背中」を意味する「bakkon」で、「bakkon」から豚の背やバラ肉を塩漬けにして燻製にしたものを「bahho」と言うようになった。
これがフランス語で「bacon」となり、同じく英語でも「bacon(ベーコン)」となった。
ベーコンの語源からすると、本来はロース肉で作ったものを指すはずであるが、主にバラ肉を用いて作られたことから、バラ肉で作ったものを「ベーコン」と言い、ロース肉で作ったものを「カナディアンベーコン」、肩肉で作ったものは「ショルダーベーコン」と呼ぶようになった。
また、日本では豚以外にクジラの肉で作った「鯨ベーコン」がある。