ミシンの語源・由来
ミシンは、「縫う機械」を意味する英語「sewing machine(ソーイング・マシン)」の「machine(マシン)」が転訛した語で、紙の切り取り線など破線状に細かく穴があいたものも、その縫い目の連想から「ミシン(目)」と言うようになった。
ミシンは、18世紀の中頃からイギリスで種々の考案がなされ、1851年、アイザック・メリット・シンガーによって実用化された。
日本に初めてミシンが渡来したのは、1854年にペリー提督が来航した際に将軍家に贈られたもので、4年後の1860年には、ジョン万次郎がアメリカからミシンを持ち帰っている。