ルビ
ルビとは、振り仮名用の活字で、主に4~6ポイントの小活字。振り仮名だけをさす場合もある。
ルビの語源・由来
ルビは、5号活字の振り仮名に用いた7号活字の大きさが、イギリスで「ruby」と呼ばれる欧文活字と同じ大きさだったため、仮名用の活字を「ルビ」と呼ぶようになり、振り仮名のことも「ルビ」と呼ぶようになった。
「ruby」は宝石のルビーのことで、欧米では活字の大きさを宝石名で呼び、5ポイント活字を「pearl{真珠(しんじゅ)}」、5.5ポイント活字を「agate{瑪瑙(めのう)}」といった。