拝復 貴社ますますご隆栄のこととお喜び申しあげます。毎々格別のご愛顧を賜わり、厚くお礼申しあげます。
さて、●月○日づけの貴書でお申し越しの手形割引の件、誠に残念ではございますが、今回はお受けできない状況です。悪しからずご了承ください。
平素よりご愛顧を賜わっております貴社のことでございますので、なんとしてもお引き受けしたいのですが、先約があり、加えて昨年来の不況で手元資金が不足いたしている次第です。7月には入金予定もございますので、ご要望にそえることもあろうかと存じます。当方の事情もご高察賜わりまして、今回はご容赦のほどお願い申しあげます。
まずは取り急ぎ、ご返事申しあげます。
敬具
希望にそえないやむを得ない理由を明記する。「今回は・・・・」など、救いを残したいい回しを工夫する。 |