解答・解説
まず、問題1についてです。
筆者は「砂漠」と「日本」を対比させています。砂漠は何もない世界です。逆に、日本は「余計なものに取り巻かれて暮らしている」世界です。そして、文化とは「余計なものの集積」です。
以上のことと、「( A )を肯定すること」=「文化を否定すること」という関係から、( A )には「砂漠」が入ります。
次に、問題2についてです。
筆者によれば、砂漠とは「反省を私にもたらす世界」であり、「現代の文明社会に生きる人びとにとって、一種の鏡の国」である。その筆者が「砂漠には何もない。ただ、その人自身の( B )だけがあるのだ」ということばを、砂漠に身を置くたびに、かみしめる、つまり、実感するわけです。従って、( B )には「反省」を入れるのが適当です。
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