もうすぐ日本語能力試験ですね。読解の練習を今からするのなら、やはり問題集がいいと思います。やはり過去問題集がいちばんいいと思います。出版社の名前を思い出せないんですが、1997年~2001年の日本語能力試験の過去問題集があるはずです。北京でも大連でも売っているので、上海の新華書店にも売っているはずです。1997年~2001年までの日本語能力試験が載っている問題集は一冊だけなので、大きな本屋に行けば、すぐわかると思います。
今から、一ヶ月で、読解力を大きく上げるのは、難しいです。時間を計りながら、問題を解いて、読解技術を身につけてください。
試験テクニックの練習
1。日本語能力試験と同じ時間内に解くようにしてください。
2。日本語能力試験の文法・読解問題はⅠ・Ⅱが長文読解、Ⅲが単文 Ⅳ・Ⅴ・Ⅵが文法だったと思います。まず、Ⅳ・Ⅴ・Ⅵを解いてください。そのあとⅠ・Ⅱを解いてください。最後にⅢを解いてください。こうすれば、試験内に時間を調整できます。
3。長文を解くときは、まず、文章の最後にある題を見てください。内容が推測できることが少なくありません。
4。できるかぎり、先に問題を見てください。そうすれば、本文の内容が予測できます。内容を予測して読むのと、いきなり読むのでは、理解力が違います。
5。代名詞「これ・それ・この・その・このように等」に注意してください。代名詞が指す内容がわからない、ということは、その文の前後が理解できていない、ということです。
6。複雑な文章は必ず主語とその述語(動詞・い形容詞・な形容詞)をはっきりさせてください。主語と述語がわかれば、どんなに複雑な文章もだいたい理解できます。
7。接続詞に注意してください。日本語の文章には以下のような特徴があります。A。しかし、B。 →筆者の主張はB。
A。つまり、B。 →AとBの内容はだいたい同じ。Aが理解できないときはBを見ればいい。「つまり」とよく似たものは、他に「すなわち」「要するに」があります。
A。ところで、B。 →AとBは関係がありません。話題を換える時に使います。
A。したがって、B。 →A=理由。B=結論
このほかにもいろいろな接続詞がありますが、接続詞によって、文と文の関係をはっきりさせることができます。
日本語能力試験は、読解と聴解でまあまあの成績が取れれば、合格できる試験です。がんばってください。
聴解問題は大連理工大学出版社の問題集(本:25元 カセット42元)がいちばんいいと思います。ただし、フリガナがないのが欠点です。
がんばってくださいね。
二级词汇