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应试一级语法及答案讲解十二



文法問題


問題1、この問題は複雑な構文を組み立てる時の方法を問う問題です。問題は三つの部分から成り立っています。


(1)(2)は語と語や文と文を組み合わせる時の適当な接続のことばを選ぶ問題。


(3)(4)は文の性格を支配する副詞(いわゆる呼応の副詞など)に関する問題。


(5)(6)は構文からみて文末を考える問題。


では、問題例を見てみましょう。


問題1(1)(2)の例


次の文の_____にはどれを入れたらよいか。1、2、3、4から最も適当なものを一つ選んでください。


寝ているあいだに雨が降った_____、庭の石がぬれている。


1 とみられて 2 とみせて 3 とみて 4 とみえて (答え:4)


この問題を考える手掛かりは、_____の前の文と後の文との関係です。この文では、後の文に目て見た様子が描かれていて、前の文でその原因を推量して述べています。


原因の推量_____、結果の状態


という関係です。結果の状態を見て、自発的に推量されること、考えられることを前の部分で述べるわけです。ここに、見る、見せる、見えるの三つの動詞から派生した接続の言葉が選択肢としてあげられていますが、自発性の意味をもったものをさがすと、見える---とみえる---とみえてが思いあたるでしょう。「とみえる」には視覚だけでなく対象の様子が心で把握されるという意味、つまり「と思われる」「と考えられる」「とわかる」という意味があります。


次の例文も参考にしてください。


*隣の夫婦は仲が悪いとみえて、いつもけんかする声が聞こえてくる。


*太郎は本が好きだとみえて、バスを待つ間も本を読んでいる。


問題1(3)(4)の例


さしみはあまり_____。


1 好きでした 2 好きです


3 好きではありません 4 好きになるでしょう


(答え:3)


ベトナム語は全然_____。


1 分かりません 2 分かります


3 分かりました 4 分かるでしょう


(答え:1)


この問題を解くポイントは、「あまり」や「全然」という副詞です。これらの副詞は必ず打ち消しの表現と一緒に使うことを思い出してください。このように副詞にはその副詞を使うことによって、文全体がある決まった形(打ち消し、推量、話す人の意志や判断、部分否定などを表す文)に制限される場合がありますから、注意しなければなりません。


問題1(5)(6)の例


大声を出したばかりに、_____。


1 病人が起きるでしょう


2 病人が起きてしまいました


3 病人が起きてしまうじゃありませんか


4 病人が起きられるようになるかもしれません


(答え:2)


この問題を解く鍵は「ばかりに」です。「ばかりに」は、前が原因で、悪い結果になってしまった、という意味を表す文型です。そして、話す人の後悔や残念な気持ち、時には非難の気持ちを表します。ですから、「ばかりに」の後にはいつもマイナスの結果の文が続きます。このマイナスということが一つのポイントです。また、結果を述べるだけの文ということがもう一つのポイントになります。推量、依頼文、命令文、願望の文などを続けることはできません。


問題2の例


次の文の_____の部分を別の言い方にした場合、最も近いものはどれか。1、2、3、4から最も適当なものを一つ選んでください。


先生、すみません。あした父の友人が日本に来るんです。その人は日本語が全然分からないので迎えに行かなければいけないんです。


1 迎えに行かないわけではないんです


2 迎えに行くわけではないんです


3 迎えに行くわけにはいかないんです


4 迎えに行かないわけにはいかないんです


(答え:4)


この問題は、複雑な心情やニュアンスを表現する手段、あるいは少し込み入った状況を表現する手段を知っているかどうかの問題です。この文の場合、迎えに行かないと父の友人が困るし、その人に対して失礼にもなるので、どうしても迎えに行かなければいけないと自分を義務づけています。このように自分で自分を規制するようなニュアンスを表現する文をさがしてみます。自分ではそうしたいという積極的な気持ちはないけれど、まわりの事情から考えて当然そうするべきだ、そうしなけでばならないという気持ちを表現する時に適している文型は4です。


次の文も参考にしてください。


*あしたは大切な試験があるので、勉強しないわけにはいきません。


*先生に頼まれた仕事ですから、やらないわけにはいかないんです。


*どうしても必要な辞書なので、高いけれど買わないわけにはいきません。


問題3の例


次の文の_____の部分の意味が、はじめの文の赤字の部分の意味と同じ場合には0、違う場合には*を書きなさい。


大雪のためあしたの試験は延期します。


( ) 母のため明るい色のスカーフを買いました。


( ) あなたは勉強のためと言って、そのテレビを買ったんでしょう。


( ) 病気のため試験が受けられませんでした。


(答え:**0)


この問題は、ことばの用法や文構造の分析力をトレーニングする問題です。上の三つの文のように、表面に表れている形は同じでも、文中の働きが違う場合があります。「母のため」は、ある特別な利益、恩恵の対象を示す「ため」「勉強のため」は目的が何であるかを示す「ため」です。また「病気のため」の「ため」は原因や理由を言う時に使うものです。はじめの文は「大雪」という理由であしたの試験を延期するという意味ですから、同じ使い方の文は三番目の文、外の二つの文は違う使い方の文ということになります。中、上級へと学習が進むにつれて、学習する文の構造が複雑になってきますが、文の構造をしっかりつかんで意味を考える練習をすれば、同じ型を使って別のいろいろな文を作る時に役立つでしょう。


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