米ロチェスター大学医療センター歯学研究所のレン?ヤンファン教授は、歯のホワイトニング剤の主成分である過酸化水素とオレンジジュースが歯の表面を覆うエナメル質に与える影響を調べ、結果を「Journal of Dentistry」09年6月号に掲載した。
美国罗彻斯特大学医疗中心齿学研究所的レン?ヤンファン教授调查了加白剂主要成分过酸化水素和桔子汁对牙齿表面覆盖的珐琅质的影响,结果刊登在09年6月的《Journal of Dentistry》上。
実験に使ったのは、人間の歯の表面を覆うエナメル質を模して、エナメル盤を唾液の中で一晩培養し、薄膜形成したもの。それを40個用意し、15個を過酸化水素に、15個をオレンジジュースに、10個を生理食塩水に浸した。1回あたり20分間浸し、1日に5回繰り返した。それ以外の時間は唾液の中で保管した。
用于实验的是模仿人类牙齿表面覆盖珐琅质,将珐琅盘在唾液中培养一晚形成的薄膜。准备40个这样的薄膜,将15个泡在过酸化水素中,15个泡在桔子汁中,10个泡在生理盐水里。1次泡20分钟左右,1天重复5次。此外的时间保管在唾液中。
5日後にエナメル盤の硬度を調べたところ、オレンジジュースに浸けたものは硬度が84%も減って、表面がざらざらになるほど浸食が著しかった。それと比べれば硬度が6%減った過酸化水素の変化は微々たるものだった。食塩水では目立った変化は見られなかった。
5天后检查珐琅盘的硬度时,泡在桔子汁里的硬度减少了84%,浸蚀的很明显以至表面变得粗涩。与此相比,过酸化水素中的硬度减少了6%,变化不大。盐水中的几乎看不出什么变化。
歯の表面は固いエナメル質で覆われているが、食事や飲み物に含まれる酸で一時的に柔らかくなる。この時に歯磨きをしたりすると、エナメル質が削れてしまうそうだ。熱い飲み物や冷たい飲み物がしみたり、歯の先が透明になったりして、この状態を酸蝕歯(さんしょくし)という。
牙齿表面被坚固的珐琅质覆盖,但食物和饮料里所含的酸性物质能使其暂时变软。这时刷牙之类会使珐琅质剥落。冷热饮料交替的话,会让牙齿尖端部分变透明,这种状态叫做酸蚀牙。
ぶどうジュースはオレンジジュースよりも酸が強い飲み物の酸性度の測定を行っている岡本歯科クリニック(横浜市)によると、酸が強いのはオレンジジュースだけではない。
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