閉幕したばかりのロンドン·オリンピックで初のメダル剥奪(はくだつ)です。女子砲丸投げで優勝したベラルーシの選手がドーピング検査で失格し、金メダルを剥奪されることになりました。
IOC=国際オリンピック委員会の発表によりますと、金メダルを剥奪されるのはベラルーシのナジェーヤ·オスタプチュク選手です。
オスタプチュク選手は6日に行われた女子砲丸投げで優勝しましたが、その前日と競技終了後に行われたドーピング検査で、いずれも禁止薬物である筋肉増強剤のメテノロンが検出されたということです。このため、IOCは13日、オスタプチュク選手を失格とし、ベラルーシに対して、速やかに金メダルを返還するよう求めることを決めました。
今回のオリンピックで、ドーピング違反によりメダルが剥奪されるのは、これが初めてです。
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