今、日本で最も知られた宅地かもしれない。小沢一郎氏の資金管理団体が買った、東京都世田谷区の土地である。氏の政治資金が取りざたされるたび、現場リポートや空撮でここが映される。きのう訪ねると生け垣の新芽が乱れて伸び、〈兵(つわもの)どもが……〉の趣だった
小沢一郎的资金管理团队购入的东京都世田谷区的土地眼下或许是日本最著名的住宅用地。每逢评论他的政治资金时,都会播放此处的现场报导和空中拍摄画面。昨天到访了该地块,发现树篱上的新芽胡乱伸展着身躯,构成了一番“士兵们......”的景象。
▼秘書たちの寮のための土地だという。2004年秋、小沢氏は「俺が用立てよう」と、秘書だった石川知裕衆院議員に購入資金4億円を渡した。これに争いはないが、出どころの説明は二転三転する
▼ 据说这是为了秘书们建宿舍用的土地。2004年秋天,小泽氏说“资金问题我来解决”将购入资金4亿元交给当时的秘书石川知裕众院议员。虽然在这一点并没有争议,但是围绕金钱出处的说明总是变来变去。
▼献金、融資、個人資産。石川氏も「小沢先生が長い人生で蓄えたお金、としか答えようがない」と歯切れが悪かった。この金の虚偽記載をめぐる裁判で、小沢氏が被告席から最終回答を試みた。「親から相続した財産と、印税や議員報酬」だと
▼捐款,融资,个人财产。石川氏的回答也含糊其辞“只能回答,这是小泽先生耗费漫长人生所积攒下来的钱”围绕这笔资金是否进行伪造登记,小沢站在法庭的被告席上试着做出了最终回答“祖辈相继倒闭,这是版税和议员的报酬”
▼金銭感覚の違いはあろうが、平均的な生涯所得を超える大金だ。出納の記憶があいまいなはずはない。いち早く国会で説明しておけば、強制起訴の屈辱もなかったろうに
▼对金钱的感觉也许各有不同,但这是一笔超过其一生平均收入的巨款。出纳不可能记不清楚。如果尽早在国会进行事先说明,也不会遭遇强制起诉的羞辱。
▼小沢氏は「私の関心は天下国家の話」とも答えた。政界再編に備えた資金であり、選挙上手の秘書団である。大乱の気配が漂い始めた矢先に、金と人を生かすための土地を〈夢の跡〉にされてたまるか。そんな心境だろうか
▼小泽又回答说“我所关心的是天下国家”。又是准备政界重组的资金,又是擅长选举的秘书团队。正当大乱的迹象开始浮现之际,怎能忍受发挥资金和人才作用的土地变成“梦想的遗迹”呢?他是这样一种心境吧。
▼春に無罪となり、首相から被告人になった師の逆を行くつもりかもしれない。今度こそ最後のご奉公と。何度目の勝負か知らないが、壊し屋と呼ばれた人物を軸に転がり続ける政治は空しい。手入れが行き届かない住宅地のように。
▼开春被判无罪后,可能会打一场专业的翻身仗,从被告变成首相。他说这是最后一次为国家效劳。不知道这是他第几次面对胜负,但好比保养不到位的住宅用地一般,国家政治一直围着被称作破坏王的人物连轴转实在是毫无建树。