三 耳朵
A:意味と用例
1、耳が痛い=人に自分の悪いところを言われて聞くのがつらい
例:よく考えないから失敗するんだといわれて耳が痛かった。
2、耳が遠い=聞く力が弱くなって、はっきり聞こえない
例:年をとれば誰でも耳が遠くなる。
3、耳にたこが出来る=何度も同じことを聞かされる
例:子供のとき耳にたこが出来るくらい「勉強しなさい」と母に言われた。
4、耳を疑う=聞いたことがすぐには信じられなくて、聞き違いではないかと思う
例:コンテストで優勝する自信がなかったから、自分の名前を呼ばれたときには、嘘ではないかと耳を疑った。
5、耳を傾ける=熱心に聴く
例:人々は彼の意見に耳を傾けた。
B:練習:
(一)各文にあう慣用句を適当な形にして( )に書きなさい
1、父は( )なって、大きい声で呼んでもよく聞こえないらしい。
2、父は酒を飲むと、必ず昔の話をするので、私は( )しまった。
3、昨日まであんなに元気だった彼が、事故で死んだときいたときは信じられず、( )。
4、講演会で、今の若者はわがままだといわれて、私もわがままなので( )。
5、彼は私がつまらない悩みを相談したときにも熱心に( )クレタ。
(二)各文にあう慣用句を適当な形にして下から選んで( )のなかに書き入れなさい。
1、タバコを吸う人はマナーが悪いといわれて、私も時々吸殻を道に捨てるので( )。
2、母は87歳で、( )から大きい声で言わないと聞こえない。
3、同じ話を何度も聞かされて、( )。
4、彼女があんなひどいことを言うなんて、自分の( )。
5、講演会では皆おしゃべりをしないで、講演者の話に( )いた。
a耳を疑った b、耳が遠い c、耳を傾ける d、耳にたこが出来る e、耳が痛い
C:解答
B(一)1、耳が遠い 2、耳にたこが出来る 3、耳を疑った 4、耳が痛かった 5、耳を向けて
(二)1、e 2、b 3、d 4、 a 5、c
四 眉毛、眼睛(1)
A:意味と用例
1、眉をひそめる=心配やいやな気持ちを表情に表す
例:テレビで動物が殺される場面を見て、眉をひそめた。
2、大目に見る=厳しく叱らないで寛大に扱う
例:スピード違反で捕まったとき、大目に見てもらおうと思ったが、だめだった。
3、長い目で見る=(人や物事を)今の様子で決めないで、時間を掛けて見守る
例:投資のためにこんな地方の土地を買うと損をするようだが、もうすぐ大きな道路が出来て土地の価値も上がるはずだから、長い目で見れば得だ。
4、目が高い=いいか悪いか、物の価値を見分ける力がある
例:彼女は目が高いから、そんな安物を上げrと、すぐにばれるよ。
5、目がない=いいか悪いか、物の価値を見分ける力がない・とても好き
例:1)父は甘いものに目がないから、私はいつもお土産に饅頭を買う。
2)こんな偽者を高い値段で買うなんて、目がないね。
B:練習:
(一)各文にあう慣用句を適当な形にして( )に書きなさい
1、「この子は何も出来なくて、だめだね」
「今はだめでも、将来、立派になるかもしれないから、()べきだよ」
2、彼は( )から、この絵が価値のあるものだとすぐに分かった。
3、林はお酒に( )から、医者に酒を飲まないように言われてさびしそうだ。
4、社内で大声で話している高校生に、ほかの乗客は( )。
5、小さい事故だからといって、( )ことは出来ない。
6、結婚詐欺師に騙されつなんて、人を見る( )
(二)各文にあう慣用句を適当な形にして下から選んで( )のなかに書き入れなさい。
1、若い人の言葉の使い方が悪いと、( )人が多い。
2、妹が悪戯をしても、まだ小さいからといって、母はいつも( )。
3、山田さんは失敗も多いけれど、まだ若いのだから( )あげよう。
4、「いいえですね」
「この絵の価値が分かるなんて、( )ですね。
5、私は甘いものに( )ので、やせたいけれどやせられない。
6、彼は何サムだけど性格悪い、あんな人と結婚するなんて彼女は人を見る( )ね。
a目がない b、眉をひそめる c、目が高い d、大目に見る e、長い目で見る
C:解答
B(一)1、長い目で見る2、目が高い 3、目がない 4、眉をひそめた 5、大目に見る 6、目がない
(二)1、b 2、d 3、e 4、c 5、a 6、a
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