海面は、月に近づいた部分とその逆側が同時に盛り上がる。これが満潮だ。「熟田津(にきたつ)に船乗りせむと月待てば 潮もかなひぬ今は漕ぎ出でな」(万葉集、額田王)。太古から潮は毎日ほぼ2回ずつ、満ちては引いてきた。
海面在接近月亮出来的时候和它的反时间都会喧嚣,这是满潮。“熟田津乘船待月,未涨潮则船不行”(万叶集、额田王)。自古以来每天约2次潮起潮落。
日本地図の海岸線は満潮時の水ぎわを示す。それに囲まれたところが国土というわけだ。国土地理院によると、昨年10月1日時点の国土面積は、1950年当時に比べ2?6%広い。
★ きわ「際」 1.すぐそば。ふち。2.とき。今わの際.
日本地图的海岸线表示了满潮时的海岸。被它包围的地方是国土。国土地理院表示去年10月1日的国土面积与1950年相比增加了2.6%.
奄美諸島や沖縄が国土に復帰した後の増加は、沿岸部で進んだ埋め立てや干拓の産物だ。18日の東京マラソンも、終盤5キロほどは昔の海の上を走った。最近の国土増加は、海上空港の建設に伴うものだ。
★ かん‐たく「干拓」 湖沼?海浜などを、堤防を築き排水して、陸地や耕地にすること。
★ うめ‐た?てる「埋め立てる」 くぼんだ所を土で埋める。特に、川や海などを埋めて陸地とする。