道楽者を改心させようと、人が寄り集まってあれこれと意見するが、相手は聞かない。いよいよの奥の手は、糧道を断つことである。遊ぶ金がなければ道楽もできない
为使酒色之徒悔过自新,人们集中提出各种各样的意见,但是,他并不听取。终于有一个绝招了,就是断其生活来源。没有玩乐的资金,也就无从吃喝嫖赌了。
昔の人はうまいことを言ったもので、「ないが意見の総仕舞(そうじまい)」という。食うがせいぜいの、金の「ない」境涯に突き落とすことが千言万語にまさる究極の説教であるのは、古今を問わぬ人の世の知恵だろう
古人能说会道,称之为“没钱即是意见的全部”。令其陷入吃饭困难、手头拮据的境地便是胜过千言万语的最后说教。——这当是古往今来人类社会的智慧结晶吧。
6か国協議の成否も、民の暮らしをないがしろにして危険極まりない核道楽にふける北朝鮮に対し、膝(ひざ)詰め談判で究極の説教ができるかどうかにかかっていた。結果をみれば限りなく「否」に近い
同理,六方会谈的成功与否,与——能否通过促膝会谈对北朝鮮进行最后说教——休戚相关,该国无视国民的生活而热中于极度危险的“核游戏”。观其结果,则非常近似“不成功”。
北朝鮮は核施設を封印する見返りに重油5万トン相当の支援を受けるが、核開発を断念するとも、核実験を中止するとも約束していない。拉致事件を解決に導く成果もなかった。甘い説教と言わざるを得まい
作为关闭和封存核设施的回报,北朝鮮将得到相当于重油5万吨的援助,但是,并没有承诺要放弃核开发和停止核试验。也没有取得有利于解决绑架案问题的成果。
古川柳に、「一寸の無心にも五分の騙(だま)しあり」という。一寸の虫にも五分の魂のもじりである。北朝鮮にも、食料や資源を各国に無心する裏で核開発を準備し、善意に騙しで報いてきた過去がある
古代川柳诗歌说:“乞者也有欺诈切