「これは本ですか」
「はい、これは本です」の「はい」
“这是书吗?”
“是的,这是书。”的“是的”
「おまえがやったのか」
「はい、そうです」の「はい」
“是你干的吗?”
“是的,没错”的“是的”。
「はい、こちらを向いて」の「はい」
「そう思いますが、はい」の「はい」
「わかるひとは手を上げて」 「はーい、はーい」の「はーい」
“注意,面向这边”的“注意”
“我是这么想,恩”的“恩”
“知道的人举手”“我,我”的“我”
以前、料亭などで、手を叩くと、
遠くの方から「はーーいー」という仲居さんの返事の「はーい」
これも最近聞かなくなったものに、馬を進ませる時止める時の
「はい、どうどう」の「はい」
以前在料亭一拍手,就听到远处传来女服务员的应答“来了”的“来了”
还有一个也是最近没怎么听到的,在催马前进和勒马时的“停,得得”的“停”
このように「はい」は色々な使われ方をしています。「広辞苑」によると「はい」は感動詞で、あらたまって、または承諾の意を表して応答する語。注意をうながす語。ややへり下ったり、言葉を確かめる気持ちを言葉の末尾に添える語など等とあります。
如上所述,“はい”的用法多种多样。《广辞苑》记载“はい”是感动词,用于表达正式的、或者表示应承之意时的应答语。引起注意的词语。表谦恭、或作为确认语言用于词尾等等。
ところで、この「はい」という肯定・応諾の意志を表示する会話語はどこから来ているのでしょうか。
不过,这一表示肯定、应承的意思的口语“はい”又是从何而来的呢?
これも「広辞苑」によると、「唯(い)」とあります。そう言えば、唯諾・唯唯諾諾・応唯・諾唯などの熟語がありますが、これらはみな承諾順応の意志を表す語、つまり漢字なんですね。そうです。「はい」の語源は漢字の「唯(い)」からきているらしいんです。
同样据《广辞苑》,来源是“唯(い)”。说起来是有“唯諾・唯唯諾諾・応唯・諾唯”等惯用语,这些词全表示承诺顺应的意思,也就是汉字。没错,“はい”的语源即来自汉字“唯(い)”。
では「はい」の「い」は「唯(い)」であっても、「はい」の「は」は何でしょうか。
那么就算“はい”的“い”是“唯(い)”,那“はい”的“は”又是什么呢?
一説によれば、この「は」は接頭語だというのです。「い」だけだと、相手に余りにもそっけなく、失礼だという感じから、「は」と言う接頭語をつけて、「はい」と2音節にして丁寧語にしたのだそうです。 民謡などで、例えば「ハアー踊る踊るならちょいと東京音頭」の「ハアー」と同じで、発語に先立って声調を 整えるための、掛け声の接頭語なんだそうですよ。<おもしろ奇語辞典>
一种说法是这个“は”是前缀。如果只有“い”,感觉对对方太过冷淡,觉得失礼,所以加上“は”这个前缀,凑成2个音节变成“はい”显得郑重。在民谣中,比如跟“ハアー踊る踊るならちょいと東京音頭”的“ハアー”相同,是先于发语词用于调整声调的吆喝声的前缀。<趣味奇语辞典>
近頃、「はい」の言えない人が増えてきました。何か聞かれたら、気持ちよく「はい」と返事をしたいものですね。
最近不会说“はい”的人在增加。希望大家听到什么都能爽朗的回答一声“はい”。