ついやす(費やす)
彼女は、一日のほとんどを読書に費やす。「花費」
つまらないことでむだに時間を費やした。「浪費」
つうせつ(痛切)
挑戦者はチャンピオンに敗れて、力の差を痛切に実感した。「痛切、深切」
つかのま(束の間)
彼は、束の間の休暇を思いっきり楽しんだ。「轉瞬、轉眼之間」
つきなみ(月並み)
企画会議は長時間に及んだが、月並みな案しか出なかった。「平庸、平凡」
月並みの行事。「毎月」
つきる(尽きる)
がむしゃらに働いてばかりいると、体力がつきてしまう。「用完、窮尽」
つくす(尽くす)
全力を尽くして戦ったが、いま一歩及ばなかった。「尽力、皆尽」
つくづく
つくづく会社が嫌になった。「深切、痛切」
つくづく考える。「仔細」
つげる(告げる)
別れを告げる場面は、涙を誘われる。「告知、通知」
つじつま(辻褄)
この小説は前半と後半で矛盾があり、話のつじつまが合わない。「條理、首尾、前後」
つつしむ(謹む)
失礼にならないよう言葉を謹む。「謹慎、慎重」
病気中はタバコを謹みなさい。「節制」
謹んで新年のお慶びを申し上げます。「謹、敬」
つっぱる(突っ張る)
そんなに最後まで突っ張るのなら、もう勝手にしなさい。「支撐、頂」
横腹が突っ張る。「突然劇痛」
つとめて(努めて)
複雑な話を、努めて簡単に伝えようとした。「盡量、盡可能」
つねる(抓る)
彼はあまりのうれしさに、夢ではないかと自分のほおをつねってみた。「擰、掐」
つのる(募る)
交通安全の標語を、広く一般から募ることにした。「征集、招募」
離れれば離れるほど恋しさが募る。「越來越厲害」
つぶやく(呟く)
独り暮らしを始めてから、老人はしょっちゅう何かつぶやくようになった。「發牢騷」
つぶら(円ら)
子供のつぶらな瞳を見ていると、心がなごむ。「圓」
つぶる(瞑る)
顔の前で手を叩かれると、人は思わず目をつぶる。「閉眼」
いましばらく目をつぶっていてください、そのうちに彼もわかってくれるでしょう。「假裝不知道」
つまむ(摘む 撮む)
どうぞ手でつまんで食べてください。「抓、挾」
要点をつまんで話す。「摘取」
つらなる(連なる)
国境近くに山々が連なっていた。「成排、連綿」
国際問題につらなる事件。「牽渋」
委員の末席につらなる。「列席」
つらぬく(貫く)
初志を貫いて、目的の大学に入った。「貫徹、堅持」
運河がしの中央を貫いて流れる。「穿過」
つらねる(連ねる)
修学旅行の一行は、5台のバスを連ねて出発した。「連成一排」