一房の葡萄(有島武雄)
僕はよく岸に立ってその景色を見渡して、家に帰ると、覚えているだけを出来るだけ美しく絵に描いて見ようとしました。
けれどもあの透きとおるような海の藍色と、白い帆前船などの水際近くに塗ってある洋紅色とは、僕の持っている絵具
ではどうしてもうまく出せませんでした。
いくら描いても描いても本当の景色で見るような色には描けませんでした。
ふと僕は学校の友達の持っている西洋絵具を思い出しました。
我常常站在岸边,眺望那风景。一回到家就想把我所看到的东西,尽我所能绘成美丽的画。
但是,以我现在所拥有的颜料,是无论如何也重现不了那近乎透明的海蓝,也无法展现那白色的西式帆船倒影在水边的深红色。
不管我怎么画,怎么画,都无法画出我所看到的原有景色的颜色。
突然,我想起了学校里朋友的西洋颜料。
単語:
見渡す(みわたす):放眼望去,瞭望,张望
透き通る(すきとおる):透明
藍色(あいいろ):蓝色,深蓝色
帆前船(ほまえせん):西式帆船
水際(みぎわ):水边,河滨,海滨
塗る(ぬる):涂,擦,抹
洋紅色(ようこうしょく):深红色
文法:
词性代码:A(形容词)、AV(形容动词)、N(名词)、V(动词)
~う/ようとする
接续:V意志形+う/ようとする。
用法:表示愿望或企图,“想要……”,“企图要……”。
例句:あの子は花をとろうとしているようです。/那孩子似乎想要摘花。
注意:ようとしない不能用于第一人称的意志。
如:×私は勉強しようとしない。
文法发散识记:
う/ようとする的其他用法
1)接非意志V意志形,表示眼前就要出现某件状态。“就要……”,“即将……”。
如:
日は地平線の彼方に沈もうとしている。眼看太阳就要落到地平线的那边去了。
2)前接意志V,后加ところに和ところを的形式,表示正要干某事时,出现了新的情况。
如:
お風呂に入ろうとするところに、電話がかかってきた。刚要洗澡,电话来了。
タバコを出して吸おうとするところを、看護婦さんに見つかった。把香烟掏出来正准备抽时,被护士发现了。
3)前接非意志动词,后加ところに和ところを的形式,表示正要出现某种情况时,或在某处地方。
如:
高層ビルが倒れようとするところを写真に取った。把高层楼房即将倒塌的情景拍了下来。
川が二つに分かれようとするところに長い橋がかかっている。在接近河道分流的地方,架着一座大桥。
ところに和ところを
都是接续助词,表示正处于某一时候。
一般,用ところに时,后项要用像行く、来る、帰る、出る等移动动词结句;用ところを时,后项要求用动作动词(多为动作动词的被动态)结句。因为ところに强调时间;ところを强调场面。
但无论用哪种,后项都属于意料之外的事情,如果是意料之中的事,那么句子就不通了。所以后项如果是意志动词时,必须是第三人称的动作,如果是第一人称的动作,则必须是非意志动词。