本文:
先生:みなさん、予鈴が鳴りましたから席に着いてください。
学生:はい。
先生:今から問題用紙と解答用紙を配ります。
学生:問題が多いですね。今すぐ書き始めてもいいですか。
先生:いいえ、まだ初めてはいけません。これから注意事項を言いますから、よく聞いてください。
一 最初に名前を正しく書いてください。
二 必ず鉛筆を使ってください。
三 試験中、ほかの人と話をしてはいけません。
四 辞書や教科書などを見てはいけません。
五 カンニングをしてはいけません。カンニングをした場所、受験の資格を取り消します。
質問はありますか。……はい、どうぞ。
学生:答え方がよくわかりませんから、教えてくださいませんか。
先生:はい、これから答え方を説明しますから、よく聞いてください。試験問題には「聴解」、「文字·語彙」、「読解·文法」の三つのセクションがあります。それぞれのセクションには五つの大きな問題があります。大きな問題にはいくつかの小さな問題があります。答えはすべて解答用紙に書いてください。
学生:それぞれの問題には四つの選択肢がありますか、二つ選んでもいいですか。
先生:二つ選んではいけません。選択肢が四つありますが、正しいものは一つだけですから、一つだけ選んで〇をつけてください。
学生:問題用紙は出さなくてもいいですか。
先生:いいえ、問題用紙も出さなくてはいけません。解答用紙といっしょに出してください。問題用紙を出さない人は採点しません。
学生:ボールペンや万年筆で書いてもいいですか。
先生:いいえ、ボールペンや万年筆で書かないでください。必ず鉛筆を使ってください。
学生:途中、質問してもいいですか。
先生:印刷がはっきりしていないところは質問してもいいです。その時は手を上げて小さい声で聞いてください。
学生:聴解試験の時はメモを取ってもいいですか。
先生:はい、メモを取ってもいいですが、規定の時間は長くないから、よく考えながら聞いてください。
学生:書き間違ったところは書き直してもいいですか。
先生:はい、書き直してもいいです。しかし、書き直す時には、前の答えを消しゴムできれいに消してください。
学生:答案が汚くなった場合はどうしますか。
先生:試験の結果はコンピューターで統計しますから、答案が汚くなった場合は採点ができません。ですから、気をつけてください。
学生:時間を延ばすことはできますか。
先生:時間を延ばすことはできません。必ず時間を守ってください、質問はもうありませんか。ではちょうど開始のベルが鳴りましたから書き始めてください。
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