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日本民间故事阅读:折花的报复

作者:佚名  来源:weilan.com.cn   更新:2015-4-10 17:47:43  点击:  切换到繁體中文

 

むかしむかし、彦一(ひこいち)と言う、とてもかしこい子どもがいました。


很久很久以前,有个很聪明的小孩叫彦一。


ある日の事、彦一の家の隣に、ある村の長者(ちょうじゃ)が引っ越してきました。


有一天,某个村子里的长者搬到了彦一家旁边。


彦一は貧乏でも花が好きで、ウメやサクラを大事に育てています。


彦一虽然很穷,但是却很喜欢花,细心地养着梅花和樱花。


それから何年かして彦一が大切に育てたサクラが、かきねごしに枝を広げて見事な花を咲かせました。


几年之后,彦一细心培育的樱花的枝叶爬到隔壁墙上,开出了好看的花。


すると長者が、それを見つけて、「かきねごしに出た花は、こっちの物じゃ。折(お)ろうとちぎろうと、わしのかって。文句はあるめえ」と、見事なサクラの木の枝を、ボキボキとへし折っていくのです。


这让长者看到了,他说:“爬过了墙的花就是我的东西了。要折要掐随我,可别有什么怨言啊。”然后就把开的烂漫的樱花枝吧嗒吧嗒折掉了。


「ああっ。なんとかわいそうな事を」目の前でせっかくの花を折られた彦一は、くやしくてたまりません。


“啊啊。居然做这么残忍的事。”看着好不容易种出来的花就在眼前被折了,彦一很不甘心。


そこで、折られたサクラの仇討ちを考えました。


于是就想着要给被折了的樱花报仇。


それからしばらくたった、月夜の晩の事です。


然后过了一段时间,那是发生在一个有月亮的晚上。


彦一は自分の庭先に、ナベ、カマ、タライを並べて、にぎやかに叩き出したのです。 チンチン、カンカン、ドンドンドン


彦一在自家庭院里,摆放好罐,锅,盆,敲得很大声。 叮叮,刚刚,咚咚咚


あまりの騒ぎに、長者がビックリして家から出てきました。「やい彦一。うるさいぞ!何をしているんだ!」


由于太吵了,所以长者吃了一惊就从房间里走了出来。“喂,彦一。吵死了!你在干什么呀!”


そしてかきねのすきまから、彦一の家をのぞき込んだその時です。


然后就在从篱笆的空隙处偷看彦一家的时候。


待ちかまえていた彦一が、大きな鉄のハサミでチョイッと長者のダンゴ鼻をはさみつけたのです。


等了好久的彦一拿来了大铁剪刀一下子夹住了长者的圆鼻子。


「いててててえ!はなせ!彦一。わしの鼻がちぎれる。こら、はなせ!」


“痛啊!彦一,快放开!我的鼻子要夹掉了。喂,快放开!”


「いや、はなさん。かきねごしに出た鼻(花)は、こっちのもんじゃ。折ろうがちぎろうが、わしのかってじゃ。文句はあるめえ。さて、このきたない鼻では、あのサクラの花のかわりにもならんが、まあええか」


“不,不放。出了墙的鼻子(日语中和花同音),就是我的东西了。要折要剪随我,可别有什么怨言啊。话说,这么脏的鼻子可替代不了那樱花啊。唉,算了吧。”


そう言って長者の鼻を切り取ろうとしたので、長者は涙をポロポロ流しながら言いました。「彦一、わしが悪かった。米を一俵(ぴょう)やるから、はなしてくれ」


这样说着就要去剪长者的鼻子,长者滴答滴答地流着眼泪说道:“彦一,是我错了。我给你一袋米,你就放了我吧。”


「たったの一俵では、はなさん」


“只有一袋的话,那是不会放的。”


「なら、二俵やる」


“这样的话,就两袋吧。”


「二俵でも、はなさん」


“就算是两袋,也不会放的。”


「ならば三俵。いや、四俵でどうだ」


“那就三袋吧。不,四袋怎么样。”


こうして彦一は長者をさんざん痛めつけたうえ米を五俵も取り上げて、やっとはなしてやったという事です。


这样彦一不仅狠狠地教训了一顿长者,还拿了五袋米,总算是放过了他。



 

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