004 ~あっての
名詞: × + (が)あっての + 名詞
♪ 会話 ♪
部長:ありがとう。今回の受注は君たちのおかげだ。なんと言っても、仕事あっての会社だからな。
山田:いいえ、部長の御指導のたまものです。
部長:いやいや、そんなことはない。みんなの協力あっての成功だ。「チームワークこそ成功の鍵だ」と改めて教えられたよ。ありがとう、みんな。
♯ 解説 ♭
「~あってのN」表示「~があって、はじめて可能なN」的意思。简单的说就是没有前提条件,后面的结果也是不可能出现的意思,与「~ば、こそ」的用法基本相同。
みんなの協力 あっての 成功だ。
があってこその
があればこその
§ 例文 §
1.この度の優勝は、みんなの団結あってのものだ。
2.私が仕事に専念できるのも、全て妻の内助があってのことです。
3.彼女が会社を辞めたのは、きっと何かわけがあってのことだろう。
例題
1) ○○先生(あるからの/あっての)私です。(お/ご)恩は(いつも/いつまでも)忘れません。
2) 専務があなたをこのパーティ( )招待した( )は、きっと何か考えがあって( )ことですよ。
(^^)前課の解答(^^)
1) 思わず(自然な感情)/が(自V)/てきた(→文型181)
2) 炊き/切り/に(N+にする:「何にする?」「僕はこれにする」)
005 *~あまり(に)
名詞 : の + あまり(に)
動詞・形容詞:普通形<ナ形ーな>
♪ 会話 ♪
百恵:最近、山田君、ちょっと変よ。何を聞いても上の空だし、仕事にも手がつかない感じだ。
李 :僕も心配のあまり尋ねてみたら、彼女に振られたらしいんだ。毎晩どこかで酔いつぶれているらしいよ。
百恵:寂しさのあまり、お酒で気を紛らわしてるのね。あまり飲みすぎると、体を壊しちゃうわよねえ。
♯ 解説 ♭
这个语法点理解起来比较简单,但就字面来看,就是表示程度很深,强调等意思。而「ので」在这里是表示原因和理由,它决定了后半句的结果是既定事实,没办法改变的结果。因此不能在后面使用「~つもりだ・~たい・~だろう」等表示个人主观能动的结尾词。还有几个特殊用法给大家介绍一下:
寂しさのあまり、 あまりに寂しいので、
あまりの寂しさに、お酒で気を紛らわしているのね。
§ 例文 §
1.うれしさのあまり、涙がでた。
2.急ぐあまり、家の鍵をかけるのを忘れてきてしまった。
3.彼は人がいいあまり、嫌な仕事を押しつけられても断りきれない。
例題
1) 一人の子供がいじめを告発する遺書を(残して/残って)自殺したという(ので/のに)、開き直る学校側の答弁に、私は怒り(あまりに/のあまり)体が震えた。
2) 彼はまじめ( )あまり、(考える過ぎる→ )り、(思い詰める→ )りするんだろう。
(^^)前課の解答(^^)
1) あっての/ご/いつまでも(「いつも(×いつまでも)遅刻する」)
2) に(~を~に招待する)/の(「~のは~ことだ」文型)/の
006 ~あろうことか(あるまいことか)
名詞 + は、あろうことか(あるまいことか)
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あろうことか(あるまいことか) ~
♪ 会話 ♪
李 :もしもし、良子?あろうことか、出発間際になって、急にフライトがキャンセルになっちゃってね。
良子:だから言ったでしょ。少しぐらい高くても、いつもの航空会社の方が安全だって。
李 :これから家に帰るよ。食事は済ませてあるから、夕食の支度はしなくてもいいよ。
♯ 解説 ♭
这个语法点表示「そんなことがあっていいだろうか(いや、あってはいけない)的相反意思。强调虽然事实摆在眼前,但是怎么样都没有办法去相信;也不想去相信.表达一种无比遗憾可惜的心情。
§ 例文 §
1.あの学生は、あろうことか、教師に暴力を振るった。
2.一部の報道記事には、あろうことか、あるまいことか、事実を捏造したものもある。
3.あろうことか、よりにもよってこの俺に、よくもそん見え透いた嘘が言えたものだな。
例題
1) (ある/あろう/あるまい)ことか(ある/あろう/あるまい)ことか、不正入試事件(が/を)発覚した。
2) (ある→ )ことか、遊ぶ金(ほしい→ )に売春をして、「どこが悪いの?」( )うそぶく少女がいる。 (注:これを「援助交際」と現代語で言う)
(^^)前課の解答(^^)
1) 残して(~を+他V)/のに(逆説)/のあまり(「怒り」はN)
2) な(ナ形)/考え過ぎた(「~たり~たりする」文型/思い詰めた