イ
いいかげん(いい加減)
ちょうどいいかげんの温度。「いいかげんにしなさい」と、母親は子どもをしかった。
「適当、適可而止」
彼はいいかげんな男だ。いいかげんな返事。僕の英語はいいかげんなものだ。
「敷衍、不負責任、馬馬虎虎」
もういいかげん酔った。「十分、很」
いいわけ(言い訳)
あなたが言っていることは、言い訳にもならない。「辯解」
言い訳の手紙を出す。「道歉」
いかに(如何に)
いかに熱弁をふるっても、彼に賛同する人はいなかった。
「(いかに……ても)無論」
いかにも
いかにも、おっしゃるとおりです。彼はいかにも優等生のダイプだ。「果然」
いき(粋)
小林さんは、なかなか粋な人だ。「瀟灑、帥」
いきがい(生甲斐)
彼から仕事をとりあげたら、生きがいがなくなってしまうだろう。「人生的意義」
いきごむ(意気込む)
山下さんを説得しようと、意気込んで訪ねたのに、留守だった。「興致勃勃」
いくた(幾多)
父は、幾多の困難をのりこえて、会社を大きくしてきたそうだ。「許多」
いじる(弄る)
彼女は、話しながら髪の毛をいじる癖がある。「撥弄、擺弄」
人事をいじる。「随便改動」
いぜん(依然)
彼には遅刻しないよう、何度も注意したが、依然として改まらない。「仍然」
いたって(至って)
いたってのんきな弟は、よく宿題を忘れる。「甚、极」
いちがいに(一概に)
田舎は住みやすいと言うが、一概にそうとも言いきれない「一概、一律」
いちどう(一同)
社の発展のために、社員一同、力を合わせて頑張っている。「全体」
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いちもく(一目)
グラフに表すと、結果は一目瞭然だ。「一目瞭然」
彼女の才能は誰もが一目置く。「讓歩、自認遜色」
いちよう(一様)
社長の言葉に、みな一様にうなずいた。「同樣」
いちりつ(一律)
全社員一律2パーセントの昇給が決定した。「一律」
いちれん(一連)
一連の問題解決にむけて、話し合いが行われている。「一連串」
いっかつ(一括)
時間がないので、三つの議案を一括して審議する。「匯總、一包在内」
いっき(一気)
日頃から鍛えている彼は、120段の階段を一気にかけ上がった。
「一口気、一下子」
いっきょに(一挙に)
作品を一挙に完成させる。「一舉、一下子」
いっしん(一心)
母は、息子の無事を一心に祈った。「一心一意」
いっそ
毎月、こんなに高い家賃を払うのなら、いっそのことマンションでも買おうか。
「索性、倒不如」
いっぺん(一変)
彼の言葉で、その場の雰囲気が一変した。「突然改變」
いと(意図)
著者の意図がよく分からない本だった。「意図」
いびき(鼾)
昨夜は、同室の原田さんのいびきがうらさくて、眠れなかった。「打呼嚕」
いまさら(今更)
いまさら謝られても、もう遅い。「現在才、事到如今」
いまだ(未だ)
もう12月だというのに、私はいまだに志望校を決めていない。「尚未、仍然」
いやいや(嫌々)
上司からの依頼なので、その会合にいやいや参加した。「勉勉強強」
いやに
山中さんは、今日に限って、いやにおとなしい。「太、非常、過於」
いんき(陰気)
彼女は美人だが、陰気な性格だ。「憂鬱、鬱悶」