第一篇:
世間はゴールデンウイークで輝いているのに、閉じこもっている人たちがいる。日本のレジャー施設や旅館ときたら、金離れのいい人、体が自由自在に動く人を念頭に設計されている。そのせいだ。
3日、開園2周年をお祝う「長崎でてこいランド」は、一味違う。「ディズニー(出ずに)ランド」の向こうを張った名前は「だれでも楽しめるから出ておいて」という呼びかけでもある。
問 「長崎でてこいランド」の趣旨に合わないものは次のどれか。
1) 障害をもつ人も楽しく過ごせる設備を備えていること。
2) お客さんを楽しませるために、デラックスな設備をたくさん導入すること。
3) 入場無料であること。
4) 知的なハンディをもった子を楽しまめるために、おもちゃ館を設けること。
第二篇:
仕事というものは、たいてい本質的にはおもしろくないけれども、そのような仕事にも大きな長所がある。仕事があれば、何をするかを決める必要もなしに、一日のかなりの部分をつぶすことができる。たいていの人は「好きなように時間を使ってもいい」となると、時間の使い方に困ってしまう。また、何かをやると決めたにしても、ほかのことのほうがもっと面白いのではなかろうかという感じに悩まされるものである。
問 上の文に合っているものを選びなさい。
1) 仕事とは、面白くないもので、仕事以外のことのほうが面白そうに見えるものである。
2) 人間は自分ですることを決めるのは難しい。その点、仕事には、することを決めなくすむという利点がある。
3) 仕事が好きな人は、仕事がないと、することがなくて困ってしまう。
4) 仕事は、時間つぶしのためにするのではなく、自分自身で好きに時間を使うためにするものである。
第三篇:
レディース-コミックと呼ばれるマンガ雑誌がよく売れているという記事があった。ただいま24誌、総発行部数は月に600万部を超えるそうだ。
(中略)この道に詳しい若し友人が女性マンガのファンの声をきいてくれた。「チューインガム説」というのがあった。軽い味で、かんでいて疲れたらいつでもやめられるし、やめると口がさびしい。だからまた買う。
「買う時はちょっとうしろめたい。電車の中で絶対に読まない。ふとんの中で、まくら元の灯で読む」という感想もあった。
読めながら、現実離れした恋、すてきな恋、危険な恋を体験する。こわいものみたさもある。あこがれつつ、身につまされる思いもある。手軽で、安っぽい結末のほうがかえって疲れなくていいともいう。
問 読者はなぜレディース-コミックを読みたいのか。
1) 恋物語をよみたいから。
2) 怖いものを見たいから。
3) いろいろな恋を体験したいから。
4) うしろめたさを味わいたいから。
正确答案:
正しい答えは: 1. 2) 2. 2) 3. 3)