飞跃日本海(读解6)
読解文
次の文章を読んで、後の質問に答えなさい
桃太郎
昔々ある所におじいさんとおばあさんがいました。いつもおじいさんは山へ柴刈りに、おばあさんは川へ洗濯に行っていました。ある日おばあさんが洗濯をしていると大きな桃がどんぶらこどんぶらんこと流れてきました。おばあさんはその桃を見て、おじいさんにおいしい桃を食べさせてあげようと思って桃を家へもって帰りました。お昼になっておじいさんが山から帰ってきました。そしておいしい桃を見て「A」喜びました。おじいさんとおばあさんは桃を切ろうとしてびっくりしました。桃の中から元気な男の子が飛び出してきました。
おじいさんとおばあさんには子供がいなかったので、この桃から生まれた子供を神様の贈り物だと思って喜びました。そしてその子を「桃太郎」と名づけました。おばあさんはご飯を作って桃太郎に食べさせるとびっくりするほども「B」食べました。そして桃太郎はどんどん大きくなりました。
桃太郎は「C」食べて大きくなって力持ちになりましたが、怠け者でした。毎日毎日寝たり食べたりばかりでした。村の若者は山へ出かけて薪を拾いに行きましたが、桃太郎だけは何もしませんでした。おじいさんとおばあさんは心配して、村の若者に「桃太郎を誘っておくれ」と頼みました。若者が誘いに来て「桃太郎、一緒に山に薪を取りに行こうか」と言いましたが、桃太郎は「背負子がないから行けないよ」と言ってまた昼寝をし始めました。次の日も、村の若者がもう一度来て桃太郎を誘いましたが、今度は「草鞋がないから行けないよ」と桃太郎は答えました。その次の日「D」おばあさんが怒りましたので、桃太郎は仕方なく村の若者と一緒に山へ行きました
山で皆が薪を拾っている間、桃太郎は昼寝をしていました。皆は薪を取り終わったので帰ることにしました。(①)桃太郎は「俺も薪を取るから一緒に帰ろうよ」と言いましたが、皆は「今頃薪を取り始めると間に合わないよ」と言いました。そこで、桃太郎は大きな木をつかむといきなり木を引き抜いてしまいました。皆はびっくりしました。その姿を見て、おじいさんとおばあさんはとても驚きました。その話がお殿様の耳に入るとお殿様はとても桃太郎に合いたくなりました。「前から悪い鬼が何度も村人を襲ってはいろいろな物を盗んでいくのじゃ。力持ちなら、鬼を退治してくれぬか」とお殿様が言いました。桃太郎は鬼退治の旅に出かけることになりました。
おじいさんとおばあさんはきび団子を作って桃太郎に持たせました。桃太郎が歩いていく途中で犬に出会いました。「桃太郎さん、どこへ行くんですか」と犬が聞きました。「鬼が島へ鬼退治に行くところだ」「この腰にぶら下げているのは何ですか」「この腰にぶら下げているのは何ですか」「日本一のきび団子」「ひとつくださいな。お供えします」と犬は言いました。(②)桃太郎は犬にきび団子をあげました。犬と一緒に旅を続けました。すると猿が出て来て「桃太郎さん、どこへ行くんですか」と猿が聞きました。「鬼が島へ鬼退治に行くところだ」「この腰にぶら下げているのは何ですか」「この腰にぶら下げているのは何ですか」「日本一のきび団子」「ひとつくださいな。お供えします」と猿は言いました。また桃太郎は猿にきび団子をあげました(③)桃太郎は犬と猿を連れて旅を続けました。今度は雉が一羽飛んで来て、同じように「桃太郎さん、どこへ行くんですか」と聞きました。「鬼が島へ鬼退治に行くところだ」「この腰にぶら下げているのは何ですか」「この腰にぶら下げているのは何ですか」「日本一のきび団子」「ひとつくださいな。お供えします」と雉は言いました。そして桃太郎は雉にもきび団子をあげました。
桃太郎は犬、猿、雉と海辺にやっと着きました。そして鬼が島へ行くために船にのって海に漕ぎ出しました。(④)、漕げども漕げども島が見えません。雉が空へ飛んで、島を見つけてその方角を教えました。そして、皆は鬼が島に
着きました。島に大きなお城がありました。鬼の城の門はぴったりと閉められていました。そこで猿が素早く門に登って中からかんぬきを開けて門を開きました。でも鬼はそんなことは知らずにお酒を飲んだり歌を歌ったりしていました。そこで桃太郎は大声で叫びました。「俺は桃太郎だ。お前たちを退治に来た」鬼たちは犬と小僧に何ができるかと笑い飛ばしました。でも日本一のきび団子を食べて元気いっぱいの犬が跳びかかって鬼に噛み付き」桃太郎は刀をうち振るい、仲間たちと一緒にあっという間に鬼たちをやっつけてしまいました。鬼たちは「宝物はお返しします。{もう二度と}悪いことはしません。ですから命だけはお助けください」と謝りました
こうして桃太郎と仲間は宝物を持って村へ帰りました。心配していたおじいさんもおばあさんもたいそう喜びました。(⑤)桃太郎はおじいさんもおばあさんといつまでも幸せに暮らしました。
めでたしめでたし
問題
一 文中の「A」~「B」に入れるものを一つ選びなさい
「A」1、たいてい 2、たいそう 3、だいたい 4、たしかに
「B」1、かりかり 2、ばりばり 3、ありあり 4、もりもり
「C」1、だんだん 2、どんどん 3、ずいぶん 4、たいへん
「D」1、やっと 2、ようやく 3、とうとう 4、いよいよ
二、文中の①~⑤にいれるものをひとつ選びなさい
① 1、それで 2、すると 3、そして 4、それに
② 1、そこで 2、それに 3、すると 4、そして
③ 1、それに 2、そこで 3、そして 4、すると
④ 1、ところで 2、ところを 3、ところ 4、ところが
⑤ 1、これから 2、それから 3、あれから 4、どれから
三、文中の「その次の日」は、いつのことですか
1、 おばあさんが桃を拾った次の日
2、 おばあさんが村の若者に頼んだ次の日
3、 村の若者が桃太郎を誘った翌日
4、 村の若者が三回目に桃太郎を誘いに来た日
四、文中の「その姿」とは、どんな姿ですか
1、 ご飯をたくさん食べる姿
2、 毎日昼寝ばかりする姿
3、 大きな木を引き抜いた姿
4、 大きな木を担いでみんなと一緒に村に帰ってきた姿
五、文中の「その話」とは、どんな話しですか
1、 桃の中から子供が生まれたという話
2、 桃太郎がご飯をたくさん食べるという話
3、 桃太郎が大きな木をいきなり引き抜いて、村へ担いで帰ってきたという話
4、 桃太郎が力持ちで、毎日昼寝ばかりするという話
六、鬼が島へ行って鬼を退治したのは誰ですか
1、桃太郎 2、桃太郎と犬 3、桃太郎と犬と猿 4、桃太郎と犬と猿と雉