ヤンキーの語源・由来
ヤンキーは、南北戦争当時、アメリカ南部で北軍の兵士や北部諸州人を軽蔑した呼び方が、「Yankee(ヤンキー)」であった。
のちに「ヤンキー」は、アメリカ人全体をさす言葉となった。
日本で不良っぽい若者を「ヤンキー」と呼ぶようになったのは、大阪の難波の「アメリカ村」と呼ばれる地域からである。
1970年代から80年代にかけ、アメリカ村で買った派手なアロハシャツや、太いズボンを履いて、繁華街をウロウロする若者を「ヤンキー」と呼ぶようになった。
やがて、不良少年全般を「ヤンキー」と呼ぶようになり、西日本を中心に全国へ広がった。
しかし、単にアメリカ風ファッションから「ヤンキー」と呼ぶようになったのではなく、彼等が語尾に「~やんけ」を連発していたことから、「やんけ」が変化し「ヤンキー」になったといわれる。