結納
結納とは、婚約成立の証として家同士が金品を取り交わす儀式。また、その金品。
結納の語源・由来
結納は、結婚の申し込みや婚約の際の儀式をさす「言ひ入れ(いひいれ)」が変化した語。
動詞「言ふ」が語形の変化で「ゆふ」となったのに伴ない、「言ひ入れ」も「ゆひいれ」に変化した。
「ゆひいれ」に合わせた形で、新たに「結納(結ひ納れ)」の漢字が当てられ、「結納」が湯桶読み(上を訓読み、下を音読みにする読み方)されて「ゆひのう」となった。
さらに、ハ行点呼音によって「ゆひ」が「ゆい」となり、「結納」は「ゆいのう」となった。