ラムネの語源・由来
ラムネは、レモン水を意味する英語「lemonade(レモネード)」が訛った語。
ラムネの語源となるレモネードは、嘉永6年(1853年)にペリー提督が浦賀へ来航した際、渡来したとする説が有力とされる。
当初、「レモン水」や「オランダ水」などとも呼ばれたが、「ラムネ」が一般的な呼称となった。
当時のラムネの栓はビー玉ではなく、シャンパンのようなコルク栓で、ビー玉の栓の発案は日本人によるものではなく、イギリス人が発明した方法を模したものであるという。
現在では使われなくなったが、ラムネは飲むとげっぷが出ることから、「月賦」の隠語として「ラムネ」が使われたこともあった。